2年前からFXを始めて、アベノミクス相場の上昇トレンドに運よく乗る事が出来ました。最初の頃は、1週間~1か月程ポジションを持つスイングトレード専門でした。
スイングトレードをしていると、取引回数が少ないだけに「大きなトレンドは逃したくない!」という気持ちに少なからずなります。
ブレイクで一番分かりやすいのは、過去数ヶ月の高値を価格が突破した場面です。
そのような場面は多くのFXトレーダーが注目し、結果として大きなトレンドになりやすい傾向にあります。しかし、「過去数ヶ月の高値」に現在の価格が近づくことは、滅多にありません。なので、なかなか、お目にかかれないのが実情です。
そうこうしている内に、アベノミクス相場の恩恵をやがて受けられなくなり、徐々に勝てなくなっていきました。
そこで、デイトレードやスキャルピングなど、比較的短い時間で決済する方法を試すようになりました。それが、移動平均線の「20MA」と「200MA」を使ったFX手法です。
この2つの設定値はチャート分析をやっている人であれば、一度は聞いたことがある数字だと思います。エントリーポイントから決済ポイントまでを順番に紹介します。
4時間足デイトレFX手法 概要
手法名 | 複数通貨ペアで200MA逆張りFX手法! | ||
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開発者 | 原和 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 4時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、NZドル円、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 24時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回 | |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -30pips |
複数の通貨ペアでのFX取引が必須!
このFX手法は、ほとんどの取引が24時間以内の決済になります。取引回数は月0回~5回です。
トレンドが出ているFX相場では、200MAにとどかないケースもありますので、一度もエントリーしない時もあります。
ですから、1通貨で取引するのではなく多くの通貨チャートを確認するのが基本となります。
使うインジケーターですが、先にも言ったように20MAと200MAです。この2つの移動平均線をそれぞれ4時間足に挿入します。
以下エントリールールです。
・200MAタッチに指値注文
・20MAで利益確定
・損切りは-30pips
これだけの単純なルールです。エントリーを見送るルールとして、200MAと20MAの幅に注意することです。
この2つのMAの幅が近いということは、利益の幅が狭いということになりますので、エントリーする意味があまりない場面です。
見送りの基準幅は20pips以下に定めています。例えば2つのMAの幅が18pipsしかなかった時は、200MAにタッチしてもエントリーしません。
※ユーロ円4時間足 取引イメージ
FX取引の勝率を70%まで上げることが目標!
このFX手法での成績ですが、そこまで勝ってはいません。トータルの勝率60%。損失と利益の比率は、ほぼ1:1ですので若干プラスになっている程度です。
しかし、アベノミクス相場終了後に有効なFX手法がなく負けていた自分にとっては、新しい発見でもありました。
損切りや利確の幅も臨機応変に調節できたら良いと思うのですが、なかなかそこまでの技術力はなく四苦八苦しながらやっています。
今後、他のテクニカル分析も組み合わせて勝率を70%まで上げる事を目標にしています。
サラリーマンFXトレーダーである自分にとっては、4時間に1回のチャートチェックが限界なので、このFX手法を極めたいですね!