リーマンショックは2008年9月ですから、あれから随分と時間が経過しました。
リーマンショックが起こるまでは、株式投資もFXも好調で、順調に利益を積み重ねておりましたが、全てはリーマンブラザーズの倒産から狂いました。
2008年の大損失から、FX投資の世界から身を引いていましたが、アベノミクスの声が聞こえてきて、戻ってきました。
あの時の教訓を生かして、今はコツコツとFX投資をしているところです。
FX手法概要
手法名 | 一日で2000pips下落したポンド円 | ||
---|---|---|---|
開発者 | YOSI-A さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | ポンド円 | ||
分析手法 | ローソク足、ファンダメンタルズ | ||
その他選択項目 | ナンピン、逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 10時間 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 1回以下-30回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-0.5 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -300pips |
現在のFX相場とは比較にならないボラティリティ
忘れもしない2008年10月24日。この日は、東京市場から気持ちが悪い動きをしていました。知り合いのFX投資家の警告を無視して、ポンド円のロングポジションを東京市場に持った私ですが、往ったり来たりの動きに決済はせず、やがて時間の経過とともに、かなりの含み損を抱えてしまいました。
しかし、その当時は今と違ってボラティリティが激しくて、200pipsの含み損でも一日の内に解消するというのが当たり前でした。
含み損の恐怖というものがなく、必ず自分がポジションを取ったレートに戻ってきていたので、今回も大丈夫だと認識していました。その考えが間違っていて、FX相場の本当の恐ろしさを知ることになってしまいました。
トータルで2000pipsの下落
欧州市場から本格的な下げが到来すると、管理画面のマイナスがすごいスピードで増えていきました。FXの投資歴は無駄に長いですが、このような下げを経験したのは初めてで、今でもトラウマになっています。
このトラウマのおかげで、いくら連敗しようが、損切りだけはしっかりとやるようになりました。
結果ですが、この日のポンド円は高値から安値までの差が2000pipsという歴史的な日になりました。
そして、私の口座は-1500pipsのところでロスカットをされました。正確に言うと、かなり下がったところで1回ナンピンをしているので、誤差はありますが、いずれにしても-2000pipsまで耐えれる資金はなかったので同じことです。
FXで後悔と虚しが残った
このFX取引を終えて、残ったのは後悔と虚しさ。FX相場は「生き物」であることを、命金を失って気が付かされた瞬間でした。
アベノミクス相場の最後の方からの参入になりましたが、株もFXもある程度の利益が残りました。
リーマンショックで失った負け分には遥かとどきませんが、5年や10年という期間を持って、少しずつ取り返したいと思います。
今回の記事を書くにあたり、あの時の気持ちを思い出す為に、2008年10月24日ポンド円のチャートを探していたら、youtubeに投稿して下さっている方がいらっしゃいました。
参考までにURLを添付致します。今見ても、本当に恐ろしい動きです。
※本格的な下落は、06:50あたりからです。
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