週足や日足などを利用した長いスパンでは、大きな流れをつかむ事はそんなに難しい事ではない。
しかし、デイトレード・スキャルピングにおいては、大きな流れを掴むのは至難の業。5分足や15分足の場合はトレンドが出たと思っても、動きは続かずに「V字」や「A字」を描く事も多い。
トレンドの大きな流れを掴むのに手っ取り早いのは、ブレイクしてFX相場が一直線に動きやすい場面を見つける事。それが、「水平線ブレイク」であったり、「ペナントブレイク」であったりする。
今回は、ペナントブレイクについて書いていこうと思う。
FX手法概要
手法名 | 資金管理に重点を置いたFX手法 | ||
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開発者 | たけっちさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、平均足、トレンドライン | ||
その他選択項目 | 低レバレッジ、逆張り、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | スキャル30分 スイング:1週間程 |
FX業者 | DMM.com証券 | 月間取引頻度 | 50回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -20pips |
取引ルール詳細
まず、エントリールールの前に使用するローソク足だが、これはどれでも良い。
短い足を使えば、スキャルだし、長い足を使えばスイングになる。大切なのは、そのパターンを見つけることであるので、自分の環境に応じて変更してもらいたいと思う。
チャートの設定だが、MT4チャートに「平均足」を出す。そして、それに「MA10」を入れる。
この2つのシグナルと、斜線と水平線を引きながら売買の判断をする。
最も信頼度が高いパターンは、いわゆる「ペナントブレイク」である。これを例に売りポジションを持つ場合で説明すると、まず安値から上にトレンドラインを引く。そして、次は高値からも下にトレンドラインを引く。逆に言えば、この2つのラインを引けなければ、マウスをクリックする事はない。
ペナントを作って、上か下にいつかは抜けることになるが、その方向にエントリーをする。ただし、必ず「MA10」のトレンド方向に売買することがルールとなる。
上位足(例えば1時間足だったら4時間足、5分足であれば15分足)のトレンドについていく方が大きな動きになりやすい傾向にあるのだが、美しい形のペナントブレイクであれば、どっちについて行っても一定の成果が得られる。
決済方法は簡単で、ペナントの安値・高値を抜けたら損切り。ある程度上昇&下落して、平均足の色が変わったら利食いする。
※ユーロ円1時間足 取引イメージ
FXで最も大切なのは資金管理
今回は、ペナントで説明したが、これは「フラッグ」「三角形」「ウェッジ」でも使えるFX手法。
水平線であっても斜線であっても、使い方は同じなので、レジサポを抜けるローソク足の形などにも注視しながら、売買の判断材料としてチャートをみてもらえればと思う。
また、あまりリスクが大きな取引をしないように、レバレッジを低く抑えて精神的なダメージを少なくすることが、FXで勝つ為には重要なこと。
資金管理が出来なければ、どんな優れたロジックを持っていても安定してFXで儲けることはできない。
短期トレード・長期トレードに関わらず、口座資金の1%以内で必ず損切りする事をおすすめする。