まさかのNYタイム終わり値月足20ヶ月移動平均線超
今回もっとも驚かされたのは、113円を越えてあっさりドル円が114円台に到達してしまったことです。しかも今月は難しいかと思われた114.300円レベルを超えて114.400円でNYタイムを終了したことで、実に9ヶ月ぶりにトレンドが明確に上昇へと転換したことになります。
改めて20ヶ月移動平均線を下抜けない限り押し目買い継続
これまでは円高に向けた動きにおける一時的な戻りを試す展開とみられたドル円ですが、今回月足の20ヶ月移動平均線を明確に超えてきたことで、投機筋の単なる買い上げのみならず、相場の流れ自体がドル高円安へときりかわってしまったことがわかります。
年間までまだ1ヶ月~どこまで上昇するかが大きな注目点
もう今年もお仕舞いという感じが強いのがFX相場ですが、よくよく考えてみればクリスマス休暇をとらない我々にとっては丸々1ヶ月相場が残されていることになり、ここからどこまでドル円が上昇するのかが大きな注目点となります。
買われすぎでもテクニカルを超えて動くのが現実の相場
テクニカル的にはかなりの指標で買われすぎが示現し続けていますが、114円50銭が最高値で終わるとは到底思えない状況であり、ここからはどの位のスピードで上昇していくかによって高値が決まってくることになりそうです。