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加計問題で黒田総裁続投でも緩和政策は継続か

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森友・加計学園の問題で虫の息の安倍政権ですが、この総理の妙なお友達優先政策が露見してしまったおかげで「黒田日銀総裁」の続投が財務省周辺でささやかれているという驚くべき話がメディアに露出しはじめています。
ご本人は続投などせずにさっさとお辞めになりたいのかもしれませんが、どうもそうは問屋がおろさない事情が色濃くではじめているようです。 

総理のお友達・本田悦朗氏の後任話は頓挫

Photographer: Tomohiro Ohsumi

現在スイス大使をしている本田悦朗氏の次期日銀総裁説というのがこれまで結構有力とされてきたようですが、ご存知のようにこの御仁・「アベノミクス」仕掛け人の張本人で自他共に認める安倍晋三首相の経済政策の助言役をつとめてきたいわゆる安倍友の一人ですから、このご時勢にもっとも及びでない人物であることは間違いなく、どうやらこの人物が「黒田総裁」の後任になる話はかなり遠のきつつあるようです。 

こうした状況を知ってか知らずか、ご本人は「ブルームバーグ」の電話取材に答えて、「電話取材に答えて、「黒田総裁」の後任について、「アベノミクス」を再構築し、人心一新できる清新な人材がふさわしいとの見方をしめしています。
まあ自分がもっともふさわしいということを遠まわしに言っているのかも知れませんが、どうもこうした人事は夢物語になりそうで、そもそも来年の日銀総裁人事が確定するころに安倍などという首相がいるのかどうかすらわからない状況ですから、ほとんどその可能性はなくなってきているともいえそうです。

入り口あって出口なしのゴキブリほいほいの政策継続は続く

日銀の人事がどうなるのかは非常に関心の高いものですが、その一方で総裁が変わったから出口戦略に簡単に舵を切ることができるかといえば到底そんなことは考えられないほど緩和をしすぎてしまった今の日銀の惨状が浮きぼりになってきます。

とくに2016年9月に量から金利へシフトとして長期金利0%誘導政策をぶち上げた時点でもはや出口は意識せずにいけるところまで緩和を続けるという意思はかなりはっきりしてきており、他の先進国がどういう政策をとろうとも日銀はひたすらこの入り口あって出口のないゴキブリほいほいのような政策を続けざるを得ないのが実情です。

国債買入れ年間40兆レベルへの低下はテーパリングではない

巷では日銀の国債買い入れ額が減少しており、足元では年間80兆円以上としていたものが40兆レベルに半減しており、実質的な日銀の「テーパリング」は始まっているとした見方も出ていますが、既に日銀は市中の40%の国債を買い入れてしまっており、金利が安定しているうちは債券の買い入れを急ぎたくないという事情があることを忘れてはなりません。

足元では7月11日には金利上昇傾向となった5年債金利を抑制するため国債買い入れオペを増額していますし、金利上昇局面ではあくまで買い入れで対抗する気満々であることは間違いありません。
このまま他国とは対照的に緩和政策を継続した場合には、もし不景気が再来したときに手立てがなくなりそうな気もしますが、おそらくそうなれば本当に「ヘリマネ」を投入して悪い円安になろうとも今のやり方を継続せざるを得ないことになるものと思われます。
名目インフレ2%を目標で戦っているかのようにみせている日銀の緩和政策ですが、実は本当のインフレが到来してしまうとこの緩和政策が絶滅する可能性は非常に高く、日銀にとっての真の心配ごとはインフレの到来なのではないでしょうか。
日銀が今緩和終了で「バランスシート」縮小といい始めたとたんに株価は大きく売られることになるのは間違いなく、国債は国内の金融機関がなんらかのパニックから売りを強めない限りはもはやまともな市場として機能していないのでそれほど大きな心配はないのかもしれませんが、インフレが本格的に到来すれば金利のつかない債券など保有していられなくなる瞬間が訪れることも間違いなく、債券の瓦解は海外からの攻撃ではなく国内から始まる可能性も高いといえます。
いずれにしても「ECB」のように気軽に巻き戻し戦略を口にできないのが日銀の厳しい現状で、「黒田総裁」が本当にこれを引き続き担当する気があるのかどうかに注目が集まります。
(この記事を書いた人:今市太郎
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