米国大統領選挙はいよいよ投票まで一週間を切ってラストスパートということになってきましたが、ここへきてジョー・バイデン候補サイドに様々な問題が顕在化してきており、巷で言われていたような支持率のリード怪しくなりはじめています。
ただすでに5700万人の有権者が事前投票を済ませているだけに、ここからは流れが変わらないのではないかといった見方もあり、状況はかなり微妙な局面に入り込もうとしております。
オバマ政権の副大統領の地位を利用した口利きビジネスが露見
ここのところネットでジョー・バイデンの息子の問題行動が出回り始めました。
しかしツイッターやフェイスブックがその拡散を食い止めるような動きをしたため、ほとんど報道されずに推移してきたのです。
バイデンファミリーのオバマ政権の副大統領という地位を利用した「口利きビジネス」問題はもはや止められない状態になりつつあります。
現状で分かっているだけでもウクライナから始まって中国、チェコ、ルーマニアなどの政府と癒着することで、資金提供を受けるというまったく同一のある種のビジネスモデルが展開されてきたことが明らかになってきており、しかもかなり厚みのある証拠が証拠とご丁寧に証人まで登場する始末です。
まともな有権者であれば、およそ投票する気にならないところにまで状況は変化しつつあります。
もちちんトランプとて決して清廉潔白な存在ではありませんが、比較論から言えばトランプが繰り出す嘘の行状はバイデンに比べればかわいいもので、すでに看過できないレベルに陥っている状況です。
軍産複合体にとりこまれてこれまでバイデンに関する悪い情報は一切流さず、トランプだけを攻撃してきた既存のメディアもすでにこうした内容は報道せざるを得ないところまで来ているようで、まさに土壇場で問題が顕在化してしまいました。
やはり出始めたご本人の認知症状態
このバイデンの口利きファミリービジネスとは別に、もうひとつ大問題化しつつあるのが、本人の発言です。
10月24日、バイデンは元オバマ政権の補佐官であった「ダン・ファイファー」がホストを務めるポッド・セーフ・アメリカのインタビューに登場しました。
自分の選挙運動が「アメリカ政治の歴史の中でもっとも広範で包括的な有権者詐欺組織を集めた」と語り、いわゆる認知症の現れなのか、フロイトスリップと呼ばれる本来隠したい本音を無意識のうちについ口にしてしまったのか?一体何なのかということでかなり話題になりはじめています。
⇒ https://youtu.be/C6u1uKznCYw
すでにYouTubeにも掲載されていますのでご興味のあるかたは一度ご覧いただければと思います。さすがにこれでは民主党の支持者も言葉を失っているようです。
また25日に公開されたビデオではバイデンがしきりにトランプのことをジョージブッシュと繰り返し発言し、その都度となりに座っていた奥さんが耳元でトランプと囁く場面が見られました。
一般的に考えていくら度忘れするようなことがあったとしても、大統領選挙で対立する候補者の名前がいえずにジョージブッシュと言い間違えるなどありえない話です。
さっそくトランプもバイデンが、自分の名前を言えないという話しを連呼しはじめています。
こうした状況がどれだけ大統領選挙の投票に影響を与えるかは不明ですが、バイデンサイドの選挙関連の責任者はすでにメディアで公表されているように、バイデンが2桁以上リードしているというのは嘘でそんなに差がないこともほのめかしているだけに、結果はますますわかりにくい状況になりつつあります。
足元でもっとも危惧されるのはバイデン当選を見込んで、金融市場でポジションを持っていた向きの巻き戻しの問題です。
米債の長期債がここのところ売り込まれてきたわけですが、これがバイデン劣勢の可能性から買い戻された場合には金利が下がりドル円もそれに巻き込まれて投票前に下落するといったリスクがでる可能性がではじめています。
いずれにしても3日、そしてその後の開票結果後の動きも含めて、相当慎重にトレードすべき時間が到来したようです。