RIETはReal Estate Investment Trustの略で、日本語では不動産投資信託といいます。
RIETの概要
RIETには二種類あります。それぞれ発行母体によって、会社型と信託型があり、その会社単体で発行するものが会社型、また大規模な不動産開発するためもの、開発者が一社ではない場合広く公募をする場合は信託型といいます。
また、RIETの資産を算定する方法としては、利回りとVAN倍率があります。
利回りはその家賃収入や収益が何パーセントあるかでそのRIETの善し悪しを決め、またVAN倍率はその資産に対する負債の割合を言います。
VAN倍率は一般の上場会社にPBRに相当するものと考えればいいと思います。
J- RIET
日本での上場投信のことをJ- RIETと言います。
また、日本銀行による量的金融緩和の一環で日銀がJ- RIETを買い支えておりその需要は高まる一方になっています。
RIETの問題点
上記のように日本銀行が量的金融緩和の一環によってその需要は多くあります。
しかし、その需要に対応するため、J- RIETは当初は2つの投資信託からスタートしたのですが、今は多くの数が上場されているため、当初は投資家のことをよく考えた商品が出回っていやのですが最近上場されたものは、本当にこの収益でやっていけるのか、どうか、と思えるREITも数多く出現しており、最近のREITはよく考えて投資をしなくてはいけないものが多々あることも事実になります。
また、世の中不動産投資が大ブームとなっていますが、日本は少子高齢化の社会であって東京オリンピックまでしか好景気は望めないと考えるのであれば実際の不動産投資よりも、REITのほうが手軽であるのは理解できますが、本当に不動産投資が長く続くとは決して思えない状態になると思います。