毎年、年が明けて1月、2月になるとテレビのコマーシャルや街頭ポスター等で確定申告を行いましょう、と宣伝されます。FXでの損益も益の場合は申告義務があります。
確定申告とは?
確定申告とは、その前年の所得を最寄りの税務署に申告をして納税をするという申告になります。もちろん、サラリーマンの方は会社が全部やってくれるところが多数ですので、ほとんどの会社員の方には馴染みがないものだと思います。
しかし、医療費がかさんだ場合や盗難や火事などにあった場合は税金の減免制度等がありますので利用したいものです。
また、確定申告をすると基礎控除などが所得から差し引かれるので税金の金額が違ってきます。
FXにおいての確定申告
冒頭では、益金が出た場合は申告義務がありますが、損金の場合は任意になります。
あくまでも、徴税のための制度であって還付のための制度ではありません。FXで儲けた場合は、益金に対して約20パーセントの課税がありますので儲けた人は国民には納税の義務がありますので注意をしましょう。
本人確認書
本人確認を証券会社やFX会社に口座を開設するときに提出は必須です。
なぜなら、それによって本人の所在を確かめ、それを直近の税務署に提出するからになります。
すなわち、金融会社の顧客の損益はすべて税務署に押さえられており、誰がどのくらい納税を怠っているかは簡単にわかります。気づいていないのは、その本人だけという悲劇だけは避けたいものです。払わなくても税務調査の通知が勝手にきますので、そこで平身低頭で謝罪するよりも自己申告のほうが何倍も気持ちがいいものだと思います。