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ISISは、シリアやイラクをはじめとする各国でテロ活動などを行っている組織「イスラム国」の名称です。
先進国フランスを「戦争状態」に
ISISは、先進国フランスのオランド大統領が「フランスは戦争状態にある」という発言を行う状況を作りだしました。
ISISは2015年9月にはフランスの首都パリで同時多発テロを発生させるなど、先進国、発展途上国を問わず、さまざまな国々で多くの人々に恐怖を与えています。
不満を持つ若者などを吸収
ISISは、各国で不満を持つ若者などを仲間に取り入れるなどして、勢力を拡大しています。実際、ISISが動画などで声明を発表する際に、先進国で政治活動を行っていた若者などが、ISISの仲間として声明発表に関わっていることがあります。
新たにISISに加わる人物がいると、ISISの拠点を空爆するなどして勢力を弱める取り組みの効果が薄れてしまいかねません。ISISによる問題を解決するためには、ISISへと若者が引き込まれていく現状を食い止める必要があります。
証券市場などへの影響も懸念される
ISISの活動は、各国の証券市場や商品市場などに多大な影響を及ぼす可能性があります。証券市場においては、テロの発生などから投資家心理が悪化し、株式などが売りこまれる可能性があります。
また、商品市場においては、原油の供給が不安定化することが懸念されれば、原油価格が急騰する可能性も否定できません。シェールオイルの供給が増加しているとはいえ、大規模な制圧などが発生した場合には、投資家の不安感が強まることなども影響して、相場が大きく変動する可能性があります。
投資をする際には、ISISの活動に入っていの注意を払っておく必要があるといえます。
