インターバンク市場とは、金融機関や証券会社などの金融機関が身内同士で資金の融通をしあう市場のことをインターバンク市場と言います。
インターバンク市場には二種類ある?!
一般的なインターバンク市場は短期的な資金の融通の市場となり、コール市場や手形市場があります。
これは日本国内に限った話になりますが、為替のインターバンク市場は世界の銀行、金融機関が一堂に会して為替の交換業務を行います。この一本の通貨は100万通貨になります。
一般的なインターバンク市場では銀行からたとえば、100億円の引き出しがありその資金がその銀行内部にない場合はインターバンク市場で100億円の資金を皆で融通をしあう市場となります。その資金の出し手には日本銀行も含まれます。
その資金は1カ月以内に返済をしなければいけないのが原則のルールでその1カ月の貸出金利をコールレートと呼ぶことからコール市場と言います。
また手形市場は手形決済による資金の過不足を手形を交換することによってその過不足を融通し合う市場のことをいいます。
外為市場のインターバンク市場
外国為替市場というのは通常は手形決済が昔は主流の取引でした。
現在ではインターネット等の普及によって手形なしの決済が行われています。
たとえば、江戸時代の旅行者は自分の国の手形を両替商にもっていき、それを旅行先の国の両替商で換金をしてもらうスタイルが昔の為替手形になります。
それが現在では、旅行先ではクレジットカード等によって決済をしてしまいますのでその手形が不必要になっています。今、その名残が残っているのはトラベラーズチェックになります。
つまり、インターバンク市場はその両替をしたい人たちが自由に参加すると、市場が混乱をするのでその代表がその両替業務に当たっていたので金融機関しか参加できない市場になったのです。
つまり、インターバンク市場に参加しているのはその道のプロしか参加ができない仕組みになっておりその配信するレートが絶対的な価値をもっているということになります。