ゴールドマンサックスは、アメリカ合衆国の大手投資銀行の1つです。ニューヨークに本社があります。
リーマンショック時に話題に
リーマンショック時には、ゴールドマンサックスを含め、多くの投資銀行や証券会社が深刻な経営危機に陥りました。リーマンブラザーズのように破綻してしまったところもあるくらいです。
当然ながら、ゴールドマンサックスもリーマンショックによる悪影響を受けましたが、ウォーレン・バフェット氏の出資などの支援もあり、悪影響を長引かせることなく、復活を遂げています。ゴールドマンサックスは長い歴史を持ち、世界恐慌を乗り切った経験もあります。
したがって、有事の際にも倒れずに切り抜けてきたことがわかります。
日本において、アメリカの投資銀行の名前を、投資家でない人が耳にする機会は少ないのですが、リーマンショックを機に、ゴールドマンサックスの名前を知った人が多くいます。
マイナスイメージを持つ人も
ゴールドマンサックスは、リーマンショックをうまく乗り切ったのですが、リーマンショックにおける要因の1つとなったサブプライムローンの販売をしていたことなどから、マイナスイメージを持つ人もいます。販売手法に問題があったのではないかとの指摘も出ています。
また、外資系企業であることから、年功序列型賃金制度でないため、人材の使い捨てをしているのではないかとの批判も出ています。
ただ、経営成績を見ていると、利益を上げることができているので、過度な人材不足や人件費の高騰などは発生していないといえます。