短期足を扱うスキャルピング、デイトレは、各市場の特性やパターンを身に付ける為に、毎日同じ時間帯に相場に入る事が、トレードの上達には不可欠だと考えられます。
しかし、日々忙しいサラリーマンや主婦の方には、毎日同じ時間帯にトレードの時間を確保するのは難しく、トレードが上達する前に資金を溶かしてしまい、相場から退場させられるという残念な結果となってしまいます。
この手法では、日足のみを使ったシンプルな手法なため、チャート画面に張り付く事もなく、日足が確定する早朝にチャートをチェックするだけのスイング手法となっています。
エントリー時に逆指値注文まで行うことで、翌朝までチャート画面を開く必要がなくなります。
また、日足はテクニカル分析において最も機能する時間足と言われているため、日足だけでも十分戦っていけると思います。
手法概要
手法名 | 日足ストキャスティクス手法 | ||
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開発者 | うなむさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ストキャスティクス、移動平均線 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場 | ポジション保有時間 | 1日~1週間 |
FX業者 | XM | 月間取引頻度 | 3回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +110pips | 平均損失 | -40pips |
エントリー詳細
日足チャートに次のインジケータを表示させます。
・5日移動平均線
・ストキャスティクス %K=5 %D=3 slow=3
日足の終値が確定する早朝にチャートをチェックします。ストキャスティクスのDラインが、20%以下にて推移、Kラインがクロス後上昇し、5日移動平均線を終値でブレイクすれば、買いエントリー。
売りの場合は逆になり、ストキャスティクスのDラインが、80%以上にて推移、Kラインがクロス後下落し、5日移動平均線を終値でブレイクすれば、売りエントリーとなります。ローソク足が5日移動平均線を終値でブレイクする事が重要となります。
ローソク足のヒゲでのブレイクは、エントリー見送りとなるため注意しましょう。
損切りと利益確定
エントリー時に逆指値を注文し、直近高安値の±10pipsに損切り位置を設定します。
翌日に含み益が出れば、損切り位置を前日高安値付近に移動させます。利益確定は指値を置かず、5日移動平均線を終値でブレイクした場合に決済します。
強いトレンドに乗る事ができれば、1回のトレードで、200pips以上取れる時もあります。
まとめ
日足チャートのみを使ったシンプルな手法な為、エントリー回数が少なく、月間収益だとマイナスの時もあり、エントリー条件が揃うまで待つことのできる強い
メンタルが必要になります。
エントリーチャンスが待てないという方には、あまりおすすめできません。また、エントリー回数を増やすために、通貨ペアを増やすのも、一つの手段ですが、マイナーな通貨はチャートにノイズが多く、この手法とは相性が良くありません。
ドルストレート等のキレイなチャートがおすすめです。どんな手法でも言える事ですが、実戦で使用する前に検証は必要であり、トレード記録を残し改善していく事が大事かと思います。
例えば、水平線やトレンドライン等を引く事で、もっと勝率の高いトレードができるかと思います。ずっと同じ手法だけで、相場を生き残る事はできません。常に試行錯誤が必要不可欠です。