ジョージ・ソロスというアメリカの投資家が、「トレンド・イズ・フレンド」という名言を残しています。それは、「トレンドに乗ることが大切だ」という意味です。トレンドに乗ることができれば、大きく利益を得ることができます。
また、トレンドの反転を狙う逆張りより、トレンドを捉える順張りのほうが簡単で、リスクが低く、メンタルへの負担も小さいです。
しかし、相場の70%がレンジだと言われており、トレンドが起こるポイントを捉えることは非常に困難です。
当手法は、単純移動平均線とボリンジャーバンドを用いて、トレンドの頭、ボディ、尻尾という三つの中から、「ボディ」の部分を捉えることができる手法です。
手法概要
手法名 | パーフェクトオーダープラスボリンジャーバンド | ||
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開発者 | conghuanさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円 | ||
分析手法 | 移動平均線、ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 150分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | ||
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 10% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +37pips | 平均損失 | -18pips |
エントリー詳細
■ロングの場合
条件1:
15minnチャートにおいて、120SMA、60SMA、20SMAの三つの移動平均線は上昇のパーフェクトオーダーとなっている。
※上昇のパーフェクトオーダーとは、120SMA、60SMA、20SMA三つの移動平均線が上から下という順にきれいに並んでいる状態。
条件2:
レートがボリンジャーバンド(2σ、20)のアッパーバンド(+2σのライン)を2回連続タッチ。
上記の二つの条件が揃ったら、上昇トレンドの形成が完了したと判断し、成行注文で買いエントリー。
■ショートの場合
条件1:
15minnチャートにおいて、120SMA、60SMA、20SMAの三つの移動平均線は下降のパーフェクトオーダーとなっている。
※下降のパーフェクトオーダーとは、120SMA、60SMA、20SMA三つの移動平均線が下から上という順にきれいに並んでいる状態。
※下降のパーフェクトオーダーとは、120SMA、60SMA、20SMA三つの移動平均線が下から上という順にきれいに並んでいる状態。
条件2:
レートがボリンジャーバンド(2σ、20)のロワーバンド(-2σのライン)を2回連続タッチ。上記の二つの条件が揃ったら、下降トレンドの形成が完了したと判断し、成行注文で売りエントリー。
損切りと利益確定
■損切り
買いエントリーの場合は、損切りを20SMAのすぐ下に置く。売りエントリーの場合は、損切りを20SMAのすぐ上に置く。
■利益確定方法
買いエントリーも売りエントリーも、最初から利食い幅を設定しない。予想の方向へレートが動いた場合は、パーフェクトオーダー形成中は決済しない。パーフェクトオーダーの形がなくなった時点で、利食いを行う。
勝率は低いがリターンは大きい
当手法はトレンドが捉えられる手法です。一旦トレンドが形成したら、大きく稼ぐことができます。
しかし、レンジ相場に対応できないのがネックです。そのため、勝率は低いですが(40%)、トレンドを捉えた時のリターンは大きいので、損益レシオが高いです(2.0)。
検証の結果、ドル円とユーロ円は安定して勝てます。ポンド円、ポンドドルなど動きの激しい通貨には負ける傾向があります。