れぞれの通貨ペアによってボラティリティの大きさは変わってきますので、通貨ペアによって取引可能な回数は変わってきます。
スキャルピングは世界恐慌のように大きく相場が乱れる時でも小さな損失で抑えることができる手法ですので、トレードに慣れていない方でも自信を持っておすすめすることができる手法の一つですね。
取引をする上でポジションを保持したまま眠らせるのが一番損失を出してしまう原因と言えますが、私が使っている手法ではIFD注文を利用して新規注文時に決済注文を同時に行い、一定以上の損失が発生したら強制的に取引を止めるようにしています。
スキャルピングにおいて損失が発生している状態は自分の想定外に相場が進んだことを示していますので、損切りまでの間隔を狭めて次の取引に移り、理想のエントリーを増やせるようにしましょう
手法概要
手法名 | ボリンジャーバンドスキャルピング手法 | ||
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開発者 | 松田さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円 | ||
分析手法 | 移動平均線、ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 200回以上 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +10pips | 平均損失 | -5pips |
エントリー詳細
トレードのエントリー方法ですが、FXの基本である相場の平均回帰性である移動平均から離れてもいずれは移動平均線に戻るという習性を利用します。
ボリンジャーバンドの-2σ、+2σまで乖離してヒゲを残したタイミングで逆張りエントリーを行います。
ここでヒゲを残したタイミングというのが重要で、実線のみであればそのまま平均線から離れる方向へ変動する可能性が高く、ヒゲが出たタイミングでエントリーすることで勝率を高めることができます。
また利益を得やすいエントリー方法のとしては15分足などで上昇している時には-2σでのエントリー、逆に下降している時には+2σでエントリーすることによってより勝率が上がりますし、利益幅が広がり、それらが積み重なって大きな利益を生み出すことに繋がります。
損切りと利益確定
乖離したところから移動平均線まで戻ってきたタイミングで決済を行います。移動平均線はFXにおいて基本的なもので利用者も多く、信頼性も高いため、他の手法でも必ずといっていいほど使われています。
移動平均線の設定によっては決済のタイミングが変わり、乖離から戻る早さも変わってきますので、スキャルピングといっても自分に合わせて設定してみて下さい。
ポジポジ病にはならないこと
相場がおとなしい時にはボリンジャーバンドが-2σ、+2σまで乖離することがなかなか訪れず、エントリーができないという時もあります。ボラの大きい通貨ペアで取引すれば回数を増やすことができますが、焦って取引を頻繁にしたくなるポジポジ病にならないように注意しましょう。
スキャルピングはその性質上、取引が多くなりますが、1回1回の取引が雑になってしまうと損失を膨らませることに繋がります。
取引回数が多いスキャルピングでは取引データを多く得られることを利用して、再現性を高めていけるように分析を怠らないようにしてくださいね。