何故FXで勝てないかと言ったら、やはりだましがあるからでしょう。FXチャートを見ると、トレンド通りの動きと同じくらいの時間調整していることが少なくありません。
調整している間にトレンド通りに仕掛けても大抵損切りするハメになりますし、多めに損失を見るとトレンド転換した時に大打撃を受けてしまいます。
かといって逆張りをすると押し目のたびに負け続けるというリスクがあります。
なら比較的トレンドが変わりにくく、サインも敏感な大きな時間足に順張りして、フェイクを待ってから仕掛けようというのがこのFX手法の発想です。
FX手法概要
手法名 | 30分足ダブルフェイクFX手法 | ||
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開発者 | ほうせいさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 5分足、30分足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円 | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線、ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 90分 |
FX業者 | DMM.com証券 | 月間取引頻度 | 30回 |
エントリー注文 | 成行-逆指値 | 決済注文 | 逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +15pips | 平均損失 | -10pips |
エントリー詳細
大前提として4時間足の直近の二つの足に着目し、そのダウトレンドに順張りします。前の足より高値を切り上げていれば上昇、安値が切り下がっていれば下降です。
現在の足が「はらみ足」になっている時は二つ前の足まで遡って判断します。「包み足」の場合は覆っている足が陽線の時は上昇、陰線の時は下降とします。
同じ方法で30分足のトレンドも判断し、そちらにも順張りします。
具体的なエントリータイミングは、ロングを狙う場合は30分足で
「下降転換」→「上昇転換」→「下降転換」→「上昇転換」と来て4時間足と30分足が上昇トレンドならエントリーします。
文字だと難しく感じてしまうかもしれませんが、要するに2回フェイクを待ってエントリーするということです。チャートの上ではダブルトップやダブルボトムになることが多いです。
また上昇トレンドでの陽線の「包み足」が出た場合は、一度安値を割っているので、一つの足で下降転換と上昇転換をしたと判断してよいです。必ずしもエントリー要件を満たした直後に飛びつく必要はありません。
三尊になりそうな時はもう一度戻しを待ったりします。下記の画像の例でも本当は二つ前の足で2回目の上昇転換をしているのでエントリーしてよいのですが、強い陰線が来ていたので上昇にカウントしていません。
またこの例のように大きく動く日は稀です。普通の日は4時間足や日足で大きなトレンドを判断し、その大きなトレンドに4時間足が逆行しているタイミングを見つけ、そこから4時間足が転換してトレード条件を満たすタイミングを待ちます。
損切りと利益確定
利益確定はほとんど裁量でやっています。損切りは4時間足や30分足を意識し、最大20pipsまでとしています。
利益が20pipsくらいまで行ったら基本損切を同値逃げに設定し、損小利大を心がけます。
もみ合いのFX相場に弱いのが欠点
欠点としてはやはり「もみ合い」に弱いことでしょう。30分足が小さな動きになったり、もみ合いになった場合、過熱感がある場合等は4時間足でのダブルフェイクを待ちます。
4時間足すらも小さな動きやもみ合いになった場合はFXトレードしない方がいいです。また当日の日足がはらみ足の時ももみ合いになりやすいので注意しましょう。仕掛ける向きや裁量が結構重要な手法でコツが必要です。
過去のFXチャートでじっくりと検証してから、自分に合うように追加ルールを付けたりして使ってください。