重要な、誰もが意識する高値、安値には多くのロスカット注文が入っています。
つまり、そこを割ったら、あるいは抜けたらそれまで維持していたポジションを解消するわけです。
さらには、ブレイクの動きに乗って新規のポジションを取る勢力も多くいます。
そのラインブレイク的な動きが長続きせず、元の位置に戻ってきたらどうなるでしょう。
おそらく追随的に仕掛けたFXトレーダーは「しまった ! 失敗だったか」と考え、ポジションを解消 ( 損切り ) しようとするはずです。つまり、逆の売買を行うわけですね。
さきほどロスカットした勢力も再度元のポジションを取ることも十分考えられます。
さらに、ブレイクしたはずの高値、安値ラインの内側にどんどん価格が戻ってきたら?
こうなると我慢していたブレイク系トレーダーも次々とロスカット、あるいは逆のポジションを取り始め、新たな高安値が“突出したヒゲ”としてチャート上に残されることになるのです。
もちろん、ヒゲではなく寄り付きのギャップなどで形成される場合もありますが、理屈は同じです。
これが「リバーサル」の値動きのロジックです。
60分足FX手法概要
手法名 | 60分足リバーサルFX手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | 瀧澤雅徳さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 1時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線、高値安値 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5時間 |
FX業者 | -外為オンライン-SBIFXトレード | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 80% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -50pips |
エントリー詳細
日足の5日・9日・25日移動平均線が順番に上から下に並んでいる場合、買いから入ります。
買いの場合、直近の日足の安値を「リバーサルライン」(図の赤矢印)とします。
「リバーサルライン」を一旦割り込んだ後、価格が戻して60分足で陽線で「リバーサルライン」の内側で確定でエントリーします。
逆に日足の5日・9日・25日移動平均線が順番に下から上に並んでいる場合、売りから入ります。
売りの場合直近の日足の高値を「リバーサルライン」とします。
「リバーサルライン」を一旦上回った後、価格が戻して60分足で陰線で「リバーサルライン」の内側で確定でエントリーします。
損切りと利益確定
損切りは、「リバーサルライン」を通過した後の高値または安値に設定します。利食いはその時のボラティリティにもよりますが、単純に100pipsとしておくと迷いがなく取り組みやすいでしょう。
古典的なFX手法に、移動平均線でフィルタリングをかけたものですが勝率は良いです。ストップロスは必ず置いてください。
ポジション所有時間
ポジション所有時間平均5時間とありますが、日をまたぐような場合でもそのままポジションは持ち続けますか?それともポジションを解消しますか?
私も似たような手法を使っているのですが、ポジション所有時間はもっと長いです。
ポジション保有時間
この手法を参考にEAを作成してみた者です。
2000年から2017年までのバックテストをした結果、ポジション保有時間の平均はわかりませんが、ポジション保有時間は4時間〜2日ほどになりました。ご参考までに。
ありがとうございます!
参考になります。ありがとうございます!
ちなみにEAでは運用の方はうまくいきますか?私も市場を見るのが面倒くさいので自動売買でできないかななどど思っていました。私は自分でプログラムなどとてもできないのでどこか業者に頼まないと行けないので二の足を踏んでいました。
どうぞアドバイスよろしくお願いします。