FX相場の状態は大きく分けて上昇トレンド、下降トレンド、これら以外(レンジ)の3種類に大別できます。この記事ではレンジの状態を脱する動き(レンジブレイク)を取るFX手法を書いていきます。
私はデイトレをメインにしているので、デイトレである程度のエントリー回数が確保できて、ある程度の値幅がとれる30分足を選びました。
レンジブレイクを狙ったエントリーでは30分足の上限、下限を突破したところで入っても結局ヒゲだけ抜けていて実体が止められダマシになることも少なくないと思います。
今回、ダマシをできる限り回避できる方法をお伝えしようと思います。
レンジブレイクFX手法概要
手法名 | レンジブレイクFX手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | ninichitomoさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足、30分足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 60分程度 |
FX業者 | -DMM.com証券-- | 月間取引頻度 | 30回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -20pips |
エントリー詳細
このFX手法ではターゲットを30分足「平行レンジ」にターゲットを絞ります。
平行レンジは安値、高値で水平線を引けるダブルボトム、ダブルトップ(それぞれヒゲが抜けていても実体で止められていてもいい)をそれぞれ最低一つずつ30分足で形成していると定義します。
30分足が下限、上限を突破して確定したら、チャートを5分足に切り替えて戻し、押しを待ってエントリーします。戻し、押しは斜めラインを引いて判断します。
ただし、30分足が確定するのを待っている間に後述する利益確定の条件を満たしてしまったら、このFX手法でのエントリーは見送ります。
(レンジブレイクがすでに終了している場合が多いです。この場合エントリー直後すぐに逆行して、上記の定義を当てはまると結果的にはレンジ幅が拡大しただけということになります。)
損切りと利益確定
■利益確定
・30分足が30分足以上のラインにピッタリ止められて確定したとき(ヒゲが抜けていても実体で止められていたら)
・5分足で戻り高値、押し安値を割ったら。
■損切り
・-10pips~-15pipsに設定する。チャートを決済注文するまで見ることができない場合は、OCO注文を使います。
決済指値注文は1つ上の30分足ライン上に、決済逆指値注文は-10pips~-15pipsに設定しておきます。
4時間足以上のFXトレンドをフォローする
4時間足以上でトレンドが発生しているなら、そのトレンドをフォローする方向にレンジブレークしてエントリーしたほうが利益がのびやすいです。
逆方向だとダメというわけではないですが前者と比べて時間もかかるし大きな利益は出ずらいです。