最近は、スプレッドが、米ドル円0.3銭とか0.27銭が定着しております。そのため、ついついこういうメジャーな通貨でポジションをとるのが当たり前となりがちです。
しかし、FXは通貨の相対的な価値のぶつかりあいですから、強い通貨と弱い通貨の組み合わせは、ころころ変わります。
米ドル円以外の通貨ペアは、スプレッドが大きめなので敬遠されがちですが、ボラがあれば、スプレッドを差し引いても魅力的なFXトレードの対象となりえます。
CCFPを使用したFX手法概要
手法名 | CCFpを使ったFXトレード | ||
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開発者 | HIROさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 5分足、1時間足、4時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線、その他 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | NY市場 | ポジション保有時間 | 15分 |
FX業者 | OANDA JAPAN | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +15pips | 平均損失 | -10pips |
エントリー方法
エントリー方法は、まず、「通貨の強弱把握」が前提となります。
通貨の強弱把握にあたっては、通貨ペアをいちいち上↑、下↓とメモしつつ確認するのもいいですが、おすすめのツールは、MT4の「CCFp」です。
折れ線グラフのような形状で見せてくれますので、現時点での強弱とそこに至る勢いがわかります。
エントリーにあたっては、4時間足で俯瞰しつつ、5分足でタイミングをとります。
トレンドフォローということで、移動平均線を見つつ順張り目線です。レジスタンスラインとサポートラインを描画して、抜けたらブレイクに乗っかります。
「CCFp」はこちらのサイトからダウンロードできます。⇒ http://fx-mt4ea.com/ea/item/752/
通貨ペアの強弱判断ツールでお勧めなのはこれ ⇒ http://fx-lony.jp/21_tokucyo
損切りと利益確定方法
損切りは、損切方向側「-10pips」に設定します。利益方向側は「20pips」としたいところですが「18pips、19pips」でもたついて、そこから逆行すると、含み益が目に焼き付いて異常なストレスとなることが多いです。したがって、頭と尻尾はくれてやれの「15pips」を基本としています。
ボラに合わせてpipsを調整するのは、規律を破ったFXトレードにつながることが多いため、固定pipsの方が有効と認識しています。なお、思惑方向に動けば、同値撤退ができるように損切の位置を追随させます。
5分足でダマシを回避
米ドル円やユーロ米ドルといったいわゆるメジャーカレンシーは、1分足のローソク足の動きが割と素直な動きが多いように思います。
ところが、見慣れない通貨ペアだと、プライスアクションがしっくりこずに、騙しのブレイクにひっかかる傾向があります。
1分足の5回分である5分足でタイミングをとれば概ね騙しを軽減することができます。