これはブレイクアウトを狙ったFX手法です。特に移動平均線を使ってエントリーする機会を取捨選択することによって勝率を上げることに重きを置いております。
比較的タイミングを見てのエントリーゆえに、そこまでシグナルが頻発はしません。
ただ、損失の期待値も低いゆえに、逆張りのようにストレスをそこまで感じることなくトレードできるFX手法ではないかと考えています。
FX手法概要
手法名 | ブレイクアウトFX手法 | ||
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開発者 | ニックさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足、10分足、1時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ円 | ||
分析手法 | 移動平均線、ピボット、高値安値 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 10-20分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 30回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -15pips |
移動平均線と支持線・抵抗線
用意するFXチャートは、1時間足と5分足または10分足の2つのみ。
エントリーする方向を定めるために1時間足の移動平均(25足の単純移動平均)の方向を見ます。
移動平均線が上を向いていれば上値抵線をブレイクした場合にのみ、移動平均線が下を向いている場合には下値抵抗線をブレイクした場合にのみエントリーします。
移動平均線が横を向いている場合には、エントリーを見送ることをお勧めします。
判断基準として13足の移動平均線と25足の移動平均線が交錯するような場合には、エントリーを見送るといったイメージです。
移動平均線の方向を意識したうえで、次に目安となる支持線を探します。エントリーする際に、下で説明の通り、リターン/リスクが自分のパラメーターにあった場合にのみエントリーするようにしてください。
なお私の場合には「リターン2:リスク1」としており、利益確定ポイントがあまりにも近い場合にはエントリーしません。
また支持線の代わりにトレンド線を使うこともできますが、私自身は底値を水平に引いた支持線を好んで使用しており、トレンド線はあまり使用しておりません。
「支持線を突破して5pips~7pips進めばダマシではない」と判断し、そこから成り行きでエントリーしていきます。
損切りと利益確定方法
利益確定はピボットラインを目安としておりますが、指値で手仕舞いすることはあまり行いません。
ブレイクの場合には時に勢いよく上昇または下落することがあり、そのチャンスをみすみす逃したくないと思っているためです。
ピボットラインから7pipsいったところで反転するようであれば(または失速するようであれば)そのあたりで利益確定の手仕舞いをいれます。
勢いがあるようであれば、次のピボットラインでも同じようなプロセスで判断します。
損切りは支持線を割り込んだ判断する際の、ローソク足の最高値のところにおいておきます。
ある程度、評価益が出たタイミングでエントリーポイントまで損切り注文を上げてもいいかもしれませんね。低ストレス・高勝率を狙ったブレイクFX手法です。