僕のトレードスタイルは最終的にスキャルピングに落ち着いたのですが、それには2つ理由があります。
まず、FXで勝つにはメンタル管理が大事だということは、どこかで一度は聞いたことがあると思います。そしてそのメンタル管理ができない理由は一回の利益額や損切り額が大きすぎるということが僕の場合は大きかったんです。
なので一回のFXトレードでの勝ち負けは小さくし、数をこなすという方法で自分を管理していくことにしたんです。
2つ目は、スキャルピングって資金効率や時間効率がいいんですよね。儲けるためには資金をとにかく回転させることが大事ですが、1時間足以上でトレードしてると、どうしてもエントリーポイントがなかなか来ないとか、トレード回数が少ないので月単位で収束しないという問題が出てきます。
これらが一般論であるという話ではなく単に合う合わないの問題(これが意外と重要です)で、中期売買、長期売買のほうが自分にあっているという方はそちらのほうが良いと思います。僕の場合はスキャルピングのFX手法が一番自分に合っていたということです。
スキャルピングFX手法概要
手法名 | FXのスキャルは気が楽です | ||
---|---|---|---|
開発者 | 秀一さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | ユーロ円 | ||
分析手法 | ローソク足、ボリンジャーバンド、フィボナッチ | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 15分くらい |
FX業者 | 月間取引頻度 | 100回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +10pips | 平均損失 | -8pips |
ボリンジャーバンドを使用
使うのは1分足だけです。主に通貨ペアはユーロ円がメインですが、ポンド円やドル円でもいけます。
まずはローソク足のチャートにボリンジャーバンドの±2σ(以下、ボリバン2σ)、フィボナッチボリンジャーバンドの±2σ(以下、フィボボリ2σ)を出します。まず買いの場合でエントリータイミングを説明します。
① ボリバン-2σにタッチする。そしてタッチした足を足1とします。
② 足1の次の足を足2とします。
③ 足2が確定したとき、足2の終値>足1の高値となっており、尚且つ足1が陰線、足2が陽線になっていたら、足2の次の足の始値でエントリーします。
ただし注意点として、足2の終値と足1の安値の差が12pips以上の場合はエントリーを見送ります。理由は後述します。
売りエントリーに関してはこの逆です。①ではボリバン+2σになり、③では足2の終値<足1の安値という感じです。
※取引イメージ
損切りと利益確定の設定
前からの流れで、まず買いの場合で説明します。
損切りは足1の安値を下に抜けたときです。これは足の確定を待たずに抜けた瞬間に切ります。
エントリーするときに、足2の終値と足1の安値の差が12pips以上の場合エントリーしないというのは、一回の損切り幅を12pips以下に抑えるということで、ドローダウンを抑えるという意味合いがあるわけです。
利確はフィボボリ+2σにタッチした時です。これも足の確定をまたずにタッチした瞬間に切ります。
手数料が安いFX会社を選択する
ボラティリティが低い時などは、ボリンジャーバンドの幅も狭くなるので、そういった場合は見送るなどのフィルターをかけるとさらに勝率が上がります。
あともちろんですが、エントリー条件が揃ってもに既にプライスが利確目標を達成してる場合はエントリーしません。
また、このFX手法はエントリー回数が多くなるので、スプレッドが低くて約定スピードが早いFX会社を選ぶことも重要です。最後に、画像に関しては黄色○のところでエントリーし、赤○のところで決済となります。