FXの取引をするときの、注文や決済をするタイミングは自由です。私はさまざまな取引スタイルを研究して、成功と失敗を繰り返しながら、現在もFX取引に参加している次第です。
スキャルピングやデイトレードなど、短い時間で完結させる方法も試しましたが、最終的に行き着いたのは通貨を「長期保有」する取引スタイルです。
手法概要
手法名 | 長期保有トレード | ||
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開発者 | geeoさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | 長期保有 | ||
時間足 | 日足、月足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2ヵ月 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 1回以下 |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +600pips | 平均損失 | -300pips |
3か月間という「時間」を決めている
長期保有というのは、人それぞれによって期間の感覚に違いがありますが、私の場合は目安として・・「3ヵ月単位」に区切っています。
例えば、1月から3月のどこかで注文してポジションを持ち、その後決済をするといった形の取引スタイルです。注文する通貨ペアは米ドル円。
私は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を重要視していますが、米ドル円はそういった意味で情報を得やすい側面があります。それが、米ドル円で取引する理由になります。
ポジションを持つ基準としているのは、これは当たり前の事なのですが、現在の相場状況がどうなっているのかをしっかりと把握します。
「上昇相場なのか?」
「下落相場なのか?」
「ボックス相場なのか?」ということです。
それを把握すれば、後は相場状況に合わせて、出来るだけ有利な位置でポジショニングをするだけです。上昇相場であれば、絶対に天井は掴みたくないので「押し目」を探すことになりますし、下落相場では「戻し目」ですね。
ボックス相場は、逆張り的な思考になりますが「天井」や「底」を掴む事を意識します。どちらにしても、注文は必ず指値注文を入れるようにしています。
成行ですと、時間的な制約が出来てますし、ついつい早めになってしま傾向が強いわけです。そもそも、仕事中にトレードは出来ませんので。
上記のようなシンプルな方法であっても「3か月間」で有利なポジションを取ればよい。という方針が大前提にありますので、メンタル面でも苦慮することなく勝ちきれることが出来る訳です。
損切りと利益確定の設定
損切り確定方法はポジションを持ったところから、最大400pips離れたところか、直前のレジスタンス・サポートに設置します。目立ったレジサポがない場合に「400pips」という数値を採用するということです。
利益確定については、もっと簡単で次に自分がポジションを取りたい場所で。これが基本方針となります。例えばボックス相場だったら、天井で売りを入れて、底で買いを入れたいわけですよね。そしたら、仮に天井でポジションを持てた場合は底で決済をしてしまうというイメージです。そして、再度新規ポジションを建てます。
目新しも何もない手法なんですが、確実に資金は増やせます。トレードによるストレスが全くないのが良いです。