非常にシンプルであり、日足の中長期保有トレードですので、仕事が忙しい方でも実行できます。
一応毎日FXチャートチェックをする必要はありますが、一日、二日FX相場から離れていたからといって致命的な影響はありません。
シンプルなFX手法の概要
手法名 | シンプルな移動平均順張りFX手法 | ||
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開発者 | takekikuさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | ポンド円、その他 | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3ヶ月 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 1回以下 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 80% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +1270pips | 平均損失 | -850pips |
20日、120日、200日を表示
単純移動平均線(終値)を3本表示します。
「20日移動平均」1「20日移動平均線」「200日移動平均線」です。
・買いシグナル
20日移動平均 > 120日移動平均線 > 200日移動平均線の並びになったら翌日の始値で成り行き買いエントリーします。
・売りシグナル
20日移動平均 < 120日移動平均線 < 200日移動平均線の並びになったら翌日の始値で成り行き売りエントリーします。
損切りと利益確定の設定
・損切り
損切りは「買い」または「売り」のエントリー条件が消滅した場合、翌日始値で成り行き決済します。
たとえば、20日移動平均>120日移動平均線 > 200日移動平均線の条件が成立して買いエントリーしたところ。
20日移動平均が120日移動平均を割り込んだら条件が不成立となるので損切り(場合によっては利益になっていることもあります)します。
・利益確定
エントリーするときに5単位を基本とします。1000通貨単位で取引できるところであれば5000通貨単位を最小単位でエントリーします。
エントリー直後に1通貨単位毎に指値を、以下値幅の利益になるように設定します。
1円(100pips)、2円(200pips)、3円(300pips)、4円(400pips)、5円(500pips)
具体的には150円で5000買い約定した場合は、1000通貨毎に151円、152円、153円、154円、155円の指値を出しておきます。
損切り条件が成立するまでに、指値が約定すればそれぞれの利益になりますが、指値が約定する前に損切りになった場合は、すべて損切りで手仕舞ってください。
6年間のFX検証期間で優位性を発揮
日足でしかも3本の単純移動平均線だけを使ったFXトレードなので、ほとんど手間がかからず実行できるFX手法です。
検証期間は「2009/1/1~2015/3/27」で優位性がありますが、2011年のようなボラティリティの小さなFX相場では利益も横ばいとなります。順張りですのでしかたがないですね。
応用としては、日足でなく1時間足などの、もう少し短い足でも面白そうな気がします。
また、単に移動平均線の並び順ではなく、移動平均線の「傾き」も加味すると成績が上がるかもしれません。