FX取引は通常、先ず通貨ペアを選び、その後色々なFX手法を使ってエントリーを行い、損切り・利確をするものですが、はじめの通貨選びはかなり重要です。
個人的にはFX手法と同じくらい、若しくはそれ以上に重要だと思っています。どんな優れたFX手法でも、トレンドが発生していない状態では、利益がなかなか出せないように、トレンドは発生していない通貨ペアでは大きな利益は望めません。
ここではどのように通貨ペアを選ぶかを説明します。
FX手法概要
手法名 | FXの通貨ペアの選び方 | ||
---|---|---|---|
開発者 | hakamanさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 1分足、1時間足、日足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ユーロ米ドル、豪ドル米ドル、カナダドル円 | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5時間 |
FX業者 | SBIFXトレード | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 20% | 損益レシオ | R-5 |
平均利益 | +50pips | 平均損失 | -10pips |
強い通貨を買い 弱い通貨を売る
通貨ペアはスブレッドやスワップポイントで選ぶ場合もあると思いますが、
ここでは色々な通貨の強弱を調べて「一番強い通貨を買い」「一番安い通貨を売る」というFX手法を紹介します。
先ず、ターゲットとなる通貨を決めます。私の場合は、USD,JPY,GBP,EUR,NZD,AUD,CADの7つです。次にそれぞれの通貨ペアの日足を調べます。
1/25 USD/JPYの場合はレンジ相場ですのでUSD=JPYとします。GBP/USDの場合は下降トレンドですので、GBP<USDとします。要するに通貨A/通貨Bの日足を調べてレンジ相場ならA=B、上昇トレンドならA>B、下降トレンドならA<Bとなります。
ほとんどMT4で調べられますが、マイナーな通貨ペアはネットで検索して調べます。また、日足では判断出来ない場合は週足で判断します。
週末に翌週のFX戦略を立てる
1/25現在で調べたところUSD>JPY>GBP>NZD>CAD>AUD>EURとなりました。私は週末にこれを行い、次週の戦略を立てています。
上記の場合だと、USD、JPYが一番強く、EURが一番弱い通貨だと分かります。
そこで戦略はEUR/USD、EUR/JPY、AUD/USD、AUD/JPYの売りが中心ということになります。マイナーですが、EUR/GBPの売りもいいかもしれません。
トレンドが出ている通貨にのる
このFX手法は似たようなチャート、たとえばAUD/JPYとNZD/JPYのどちらを選べば良いかと言う場合にも使えて、NZD/JPYの方が強弱の差が多いので、そちらの方が得と分かります。
要するにこのFX手法の考え方は、一週間毎に強いトレンドが発生している通貨ペアを探して、トレンドに強い売買手法で売買すると言うものです。
但し、大きなトレンドの変化があった場合には週の途中でも通貨の強弱を調べ直す必要があります。