30分足ブレイクアウトは以前、話題になったFX手法なので知っている方も多いと思います。ロンドン市場がオープンした後の取引になるのでサラリーマンが帰宅後に取引できます。
FX初心者にも分かりやすいシンプルな手法で、ポジションを持つ時や利益確定、損切りもルール通りに決められています。
また、このFX手法はデイトレで持ち越しはしません。推奨されている通貨ペアはポンド円、ポンド米ドル、ポンスイ、ユーロドルなど比較的、値動きの大きい通貨ペアを選びます。
30分足ブレイクアウトFX手法の概要
手法名 | 30分足ブレイクアウトFX手法 | ||
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開発者 | M・Mさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 30分足、1時間足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | ポンド円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ローソク足、ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場 | ポジション保有時間 | 5時間 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 5回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +80pips | 平均損失 | -40pips |
ロンドン市場オープン後の30分足が基準となる
使用するテクニカル指標は「ボリンジャーバンド」です。
このFX手法は、30分のローソク足で判断しますが、日足や4時間、1時間足も必ずチェックするようにします。長期足・中期足の流れと同じ方向にエントリーすることで、トレンドフォローのFX取引が出来るという事です。
ロンドン市場オープン後の30分足を基準足とします。基準足となる終値を次の30分のローソク足終値が超えたらエントリーです。
エントリーは基本、成行で注文をして、利益確定や損切りは指値・逆指値を使います。
※取引イメージ
損切りと利益確定
基準足の終値を5pipsほど超えたらロング、終値を5pips下まわったらショートになります。
ロングもショートも利益確定は80pips、損切りの場合、基準足の安値の5pips下に逆指値注文を入れます。少し分かりにくいかもしれませんが、基準足で判断するのでルールも明確です。
また、エントリールールがあり、夜の21時までに基準足の終値を超えなければその日は揉み合っているのでエントリーしません。
FX取引において5分足はダマシが多いので15分足に落ち着いた
利益確定と損切り幅は「2対1」になります。利益確定が+80pipsを目安にしますので、損切りの目安は40pipsです。
多少、値動きによって損切り幅が大きくなりますが、裁量で判断する事も可能で、逆指値になる前に決済する事も可能です。また、ボリンジャーバンドのミドルバンドが緩やかに上昇している時は、利益を伸ばす事も出来ます。
FXのトレンドが出ていない時は負ける確率が高くなりますが、ボリンジャーバンドが横向きになっている時はエントリーを見送る事で、フィルターを掛けることができます。このFX手法は特にポンドで取引している方にお勧めで、機械的に取引するだけでも十分な利益を残せます。