FXトレードをしていく上で、今どういう場面なのかという長期的な環境を認識することは大変重要です。
例えトレードスタイルがスキャルピングだったとしても、長期足の反発ポイントでタイミングを取ってエントリーすれば、目標まで到達する可能性は高くなり、勢いがあれば利を伸ばすこともできます。
長期で反発下落するだろう場面でも、短期足でエントリーできるような形が形成されなければ見送ればいいし、長期で反発下落するだろう環境において、短期足でもショートエントリーできるような形が出たら、迷わずエントリーします。
FX手法概要
手法名 | 長期足反発ポイントを短期足でエントリー | ||
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開発者 | sakuraさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 5分足、15分足、1時間足、4時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、ボリンジャーバンド、高値安値、トレンドライン | ||
その他選択項目 | |||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 40分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +10pips | 平均損失 | -10pips |
日足・4時間足・1時間足を確認して5分足でエントリー
毎朝FXチャートを開いたら、日足・4時間足・1時間足を見て今日中に反発下落しそうな場面に「帯かけ」します。
反発下落しそうな場面というのは、「水平線・トレンドライン・21SMA・200EMA・75EMA」などいずれにおいても過去効いていると判断できるものを採用し、そこで反発下落することを想定してそのゾーンに帯かけをします。
ダウントレンドやレンジであれば、ボリンジャーバンドの+2σ・+3σも反発下落のポイントとして見ます。
そのゾーンにきたとき、「5分足」でローソク足の動きをみます。自分が一番エントリーしやすいのはWトップを形成して、ネックを割れてきたあとの戻りがネックやMAで反発するところです。
以下のFXチャートは、WトップのM波形が大きくてあまりいい形ではありませんが、Mネック割れからの戻りがMAとネックのライン両方を上の抵抗として反発するときは自信をもってエントリーできます。よく鉄板と言われるような形です。
※取引イメージ
決済の比率は1:1を最低限キープ
☆損切り
反発と確認できる足確定の次足からエントリーしていくので、その山の少し上に置きます。
Mがコンパクトでリスクが少ないときは高値の上に置きます。利確を考えているところまでのpips数でリスクリワードを考えて「1:1」より損が大きくならないところにおきます。
☆利確
長期足同様、5分足の環境で直近効いているライン・75EMA・200EMA、または直近安値あたりで利確。上のチャートでも、直近安値と意識されていると認識できる75EMAが重なるポイントで利確すると決めていても、勢いよくそのラインを抜けてきたら、次に抵抗になるポイントで利確します。
利益確定は欲張らず、下落への抵抗となるポイントで細かく逃げます。上に行ってまたエントリーできる形になれば入ればいいし、そのまま下落したときはしょうがない、と考えるようにしています。
いずれ利益をのばせる場面というのが分かるようになれば、細かく逃げるときと利を伸ばすときをFX相場に応じて使い分けていければと考えています。
5分足はダマシが多いので15分足に落ち着いた
長期足での反発下落ポイントというのは、そこから転換して大きく下落するような場面じゃなくても大丈夫です。長期足で少し反発下落するだろうところを短期足スキャルで狙うので、長期がアップトレンドでも構いません。
スキャルピングは短期の環境下だけでもFXトレードできますが、長期足でレジスタンスになるものがあるとより精度が上がるし安心感があります。