はじめまして。RYUと申します。今回紹介するFX手法は、テクニカル分析を最小限にして、ローソク足メインでトレードする手法です。
FX手法を決める前に、何らかの検証をする方は多いと思いますが、何故か過去チャートの検証ではプラスになるのに、いざ、リアル口座で運用すると、思ったよりも稼げない、またはマイナスで終わってしまった。このような事例というのはよくあります。
これは、主に2つの理由が考えられます。
・1つ目に「FXの検証をしている時、何らかの補正を自分でかけてしまっている」
・2つ目に「FXの検証通りのルールで、リアル口座でトレードできない」
1つ目は、本番同様の気持ちで、厳しく検証を行うことで解決できる問題ですが、2つ目については経験と、やり遂げる精神力が必要になってきます。
また、取引ルールが難しすぎるというのも、ルール通りに出来ない原因の1つになっているかと思われます。できるだけ、シンプルに、エントリーまでの思考を単純化することで、検証と同様のトレーディングが可能になります。
毛抜き底・毛抜き天井の1分足スキャルピングFX手法の概要
手法名 | 毛抜き底・毛抜き天井の1分足スキャルピングFX手法 | ||
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開発者 | RYUさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足、15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ、順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 50回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +3pips | 平均損失 | -3pips |
毛抜き底と毛抜きスキャルピングで使う!
では、簡単なルールとはどのようなものでしょうか。
FXの検証を行う時も、リアル運用するときも、チャートを見た時に即座に反応できる形が望ましいです。
それが、ローソク足の「毛抜き底」「毛抜き天井」を用いたFX手法になります。
毛抜き底、毛抜き天井は株式投資で使っている方が多く、逆張り系の指標として知られています。
基本的なローソク足のパターンを認識するもので、ネット上には様々な情報が落ちていると思いますので、毛抜き底と毛抜き天井の基礎的な部分については割愛させていただきますが、簡単に説明しますと、
・毛抜き底=2本のローソク足安値が同じ値
・毛抜き天井=2本のローソク足高値が同じ値 の形です。
株式投資では、底や天井を狙う手法が多いですが、私の場合は、FX仕様にこの2つの形を「順張り」として使用します。
毛抜き天井、毛抜き底手法のエントリールール
ローソク足の時間は「1分足」と「15分足」
15分足でその日のトレンドを確認して、1分足で順張りスキャルピングを行う形になります。
トレンドを把握する為に用いるのが、移動平均「21MA」です。
20MAと共に、ボリンジャーバンドのミドルバンドとしても使用されることがあるこの数値は、現状のFX相場を把握するうえで、とても便利なラインであり重宝しております。
エントリー方法は「売りの場合」で説明しますと、
1.15分足21MAの下にレートが位置している。
2.1分足でも21MA下にローソク足がある状態。
3.安値を更新している状況で、毛抜き天井を確認して売り。(買いの場合は毛抜き底)
上記のように、エントリーまで3工程しかありません。これが、FXの検証を簡単に行い、リアルトレーディングでも検証と同じ成績を実現できる理由です。
※ユーロ円1分足 スキャルピングのエントリーイメージ(毛抜き天井が出現して下落しているのがわかります。)
毛抜き天井、毛抜き底手法の決済ルール
続いて、毛抜き天井・毛抜き底手法の決済ルールについてご説明いたします。
エントリールールと同じように、極めてシンプルな方法を採用しております。
損切り方法
先ほどと同じで、売りポジションの場合ですと、毛抜き天井の高値を抜けたら即損切りを行います。
これは、逆指値でもよいですし、成行でもよいです。1分足ですので、逆指値到達までに数十秒というケースもあり、逆指値が間に合わないという事態も考えられますので、私は集中してチャートをみて、エントリーから数分間は成行で行っています。
ある程度、チャートが作られて含み益になったところで、逆指値注文をするというのが効率的な方法であると思います。
利益確定方法
利益確定は、通貨ペアによって違います。当然、ボラティリティが高い通貨もあれば、低い通貨もあります。
1分足のスキャルピングですので、1回のトレードで5pips取れればナイストレード!10pips取れれば最高!という考えがあり、ほとんどの通貨ペアでリミットは+10pipsにしております。
その他の決済ルールとしては、売りポジションをとって、陰線が連続で続き、大きな陽線が出た場合は、成行で確定してしまいます。
以下のチャートですと、6本陰線が続いた後に、6本目の陰線高値を超える陽線が出ています。この時点で決済ということです。
※ユーロ円1分足 スキャルピングの決済イメージ
このFX手法では”ハイレバレッジ取引”も可能
「毛抜き底・毛抜き天井」というのは、なかなかお目にかかれる形ではありません。だからこそ、サインが出た時は意味があると私は思っています。
モニターの前に、噛り付いて取引を行わなければいけませんので、、体力と集中力が求められるFX手法です。間違っていた時に、すぐに逃げられるのも、このFX手法の良いところです。
私は、現在、海外のFX業者を使ってハイレバで取引をしています。エントリーまで3工程しかありませんが、慣れるまでは時間がかかると思いますので、最初は過去チャートの検証から始めて、
バーチャルトレード⇒リアルトレード⇒ハイレバトレード と順番にステップアップしていって下さい。