手っ取り早く利益が欲しいと考えてしまうと、どうしてもスキャルピングやデイトレードでFXを始めてしまいがちです。
私もその一人であり、何の考えもなしにスキャルピングでFXを始めてしまいました。
株式投資で多少の知識こそあったものの、今考えても無謀だったと思います。RSIでFX相場の過熱感や割安感を測り、加えてローソク足のひげの長さで転換点を見分けるというFX手法でスキャルピングをこなしていきました。
最初こそ利益をだし総合的に見ても勝率こそ高かったものの、結果的に利益は大幅なマイナスでした。これは私がFXを始めたころに犯した誤ったトレード方法です。
FX手法概要
手法名 | FX初心者が挑んだスキャルピング | ||
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開発者 | satoさん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード | ||
時間足 | 10分足、15分足、30分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足、RSI | ||
その他選択項目 | ナンピン、逆張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5分 |
FX業者 | SBIFXトレード | 月間取引頻度 | 200回以上 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 80% | 損益レシオ | R-0.2 |
平均利益 | 1pips | 平均損失 | -40pips |
5分足にRSIを表示
主に5分足のローソク足を用意し、RSIを表示します。また画面を4つに区分し10分足、15分足、30分足も同時に参照可能にし大局的なトレンドも把握するように努めます。
エントリーの流れは以下のとおりです。
①ローソク足で上昇トレンドでは上ヒゲ。下降トレンドでは下ヒゲ
②RSIで上昇トレンドでは80%以上。下降トレンドでは20%以下
①②が揃ったところでエントリーします。どちらか一方が該当しただけではエントリーしません。
決済について
損切も利確も状況次第で決めていました。逆張りであるので、値の戻し方の勢いが大きいと判断した場合はそのまま様子を見て利幅を大きくしました。
また値を戻さなかった場合は時間をおいていました。あまりにも値が予想外の方向へと行ってしまった場合は、ナンピンで対処することもありました。
FXのスキャルピングに挑んだのが間違い
このFX手法は全く使えませんでした。積み上げた利益は大きな損失によって全てなし崩しにされるということが繰り返されました。次第にFXトレードする意欲を失いついには一時退場することになりました。
損切りや利確のまずさなど様々な点が敗因として挙げられるのですが、FX初心者の自分がスキャルピングに挑んだことが間違いだったと思います。
スキャルピングが悪いFX手法だとは思いませんが、少なくとも自分に合わないFX手法であったと思います。
そうした自分のFX手法も確立せずに利益ばかりを追いかけた結果であると痛感しています。