自分が初めてFX手法とも呼ぶべき方法を考案した時の手法です。ストキャスティクスを使った極めてシンプルなやり方です。
結果的に勝てませんでしたが、この時に学んだことを現在のFXトレードに生かしています。
FX手法概要
手法名 | スローストキャスティスでの売買 | ||
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開発者 | aoさん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 10分足 | ||
通貨ペア | 豪ドル円 | ||
分析手法 | ストキャスティクス | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場 | ポジション保有時間 | 30分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 100回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +2pips | 平均損失 | -2pips |
エントリーと決済方法
スローストキャスティクスの80以上でデッドクロスした際に売り、20以下でゴールデンクロスした際に買い。
エントリー時の条件が発生した際にドテン売買を行うため、エントリー方法と同じタイミングで決済となる。
通用するFX相場が限られていた
FXを初めて間もない頃はスローストキャスティスという名前のインジケーターがあると思っていました。でもよくよく調べるとストキャスティスを平滑化したものだったようです。
マネーパートナーのスピードネクストというトレードツールを使っており、その中にあったので利用していました。
このFX手法は当時の東京時間に収益を上げることが時々あった、という程度のものです。それでもFX相場のフィットしていたときは一日で数万円ぐらいの収益を上げていたこともありました。
条件が整ったらメールが送られてくるようにし、手動で売買していたのはいい思い出です。
当時のマネーパートナーズの売買ソフト、スピードネクストは半自動でのストラテジーを組む機能があり、楽しみながら色々な条件を追加していました。
損失が5%になったら損切り、など、後々資金管理の基礎になるような事も学びました。
そして、肝心な上記のFX手法ですが、通用するときと言うのが限られていて、通用するときはするし、しないときはしないという当たり前の(?)結果でした。
機械的に売買を行うFX手法の限界
閾値を調整したり、パラメーターを調整したり奮闘しましたが、インジケーターの反応に単純に対応して機械的に売買をするFX手法の限界を痛烈に思い知りました。
ある時点でうまく収益を上げるストラテジーを作っても、そのストラテジーは次の日にはほとんど収益を上げないことが多かったのです。
後にカーブフィッティングと呼ばれる現象だと知りましたが、良くも悪くもスローストキャスティクスを使ったこのFX手法はほろ苦い思い出です。
経験的に長い時間枠で売買する方が、より汎用性の高いFX手法になるように感じます。
また、大切なことは一つの手法が有効なのはほんの一瞬だと言うことでした。
時間枠が大きければその一瞬はある程度の長さになるかも知れませんが、そうなると取引回数が減ります。時間枠を短くすると取引回数は増えますが、その手法が通用する賞味期限も短くなるように思います。
単純に文字に書き下せない「こつ」のようなものをどこまで意識出来るかでFXの売買の成績の善し悪しが別れるような気もします。