あまり一般的なテクニカルではありませんが、まずまずの成果です。
「CCI」という分析はご存じでしょうか?
正式な名前はCommodity Channel Index(コモディティ・チャネル・インデックス)コモディティとは商品のことです。
『FXで商品?大丈夫かよ!?』と首をかしげてしまいそうですが、この指標の中身は移動平均乖離率と同じような理屈です。
現在の価格が統計的な平均値から、どの程度乖離しているかを示すものです。
「価格の値動きにはサイクルがある」といった考え方の元、買われすぎや売られすぎを判断しています。
今回は、そんなCCIとダイバージェンス、高値・安値を使った、ブレイクアウトのFX手法を紹介したいと思います。
CCIダイバージェンスFX手法 概要
手法名 | ダイバージェンスを利用してFX相場の反発を見極める! | ||
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開発者 | noriot-echnical さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | 高値安値、CCI | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -20pips |
ドルストレート推奨
まず、取引頻度ですが1ヵ月ですと10回~20回です。ただ、4月から5月の中旬くらいまでは、なかなかエントリーする場面はありませんでした。
通貨ペアはドルストレートです。やはり、チャートを見ている数が圧倒的に多いのがドルストレートですから、素直に反応をしやすいという特徴があります。
CCIのパラメーターは24です。これを15分足チャートに表示させます。
新規ポジション
エントリーを行うタイミングは、
・価格がその日の高値圏・安値圏である
・高値圏・安値圏でCCIのダイバージェンス
・価格が直近の高値・安値ブレイク
・買い、売りエントリー。
このようなルールでエントリーをします。一番勝率がよいのは、ダブルトップやトリプルトップ、逆三尊・三尊などの、底や天井を予測させる動きになった時です。
この時の高値や安値というのは、いわゆるネックラインを意味します。そこは、たくさんのFXトレーダーが注意するポイントであり、FX相場の動きが活発化する要因になるのです。
ただ、あまりに「形」にこだわり過ぎると・・・ほとんど取引チャンスはなくなってしまいますので、そのあたりのバランスに気を付けてください。
エントリーは、必ずローソク足の実体がレジスタンスやサポートをブレイクしてからです。なので、レジサポに近づいたら、15分ごとにレートと足型をチェックする形になります。
※ユーロ米ドル15分足 エントリーイメージ
利確と損切りの比率は1:1
決済ポイントは、どちらも20pipsです。これは、レジスタンスやサポート関係なく20pipsに固定という意味です。正直、この設定値は改善の余地があると思っています。
勝率が、相場によって50%~80%と開きがありますので、もう少し安定感を得る為に利益の幅を大きくしたいと思っています。これは、今後の課題です。
※ユーロ米ドル15分足 決済イメージ
このFX手法は欧州市場・NY市場推奨
注意すべきは、高値圏・安値圏の確認であり、トレンドの出にくい時間帯では、使わない方が無難です。ダイバージェンスが明確に表れるのは、やはり値動きが大きい時です。
つまり、「ロンドン・NY時間」に最も適したFX手法だと思います。
いろいろと応用出来そうなFX手法ですので、何かの参考に使ってみてください。