数年前からFX取引を始めて、いろいろな通貨ペアを試してきました。そのなかで自分に合っていると思ったのは、ポンド円やポンド米ドルです。
ポンド系の通貨ペアの特徴と言えば、何と言ってもそのボラティリティーの高さです。取引量の多いニューヨーク時間に限らず、すべての時間で乱降下が激しいです。
そのような特徴があるため、中途半端な位置でエントリーをするようなFX手法は失敗に終わるケースが多々あります。
逆にトレンドの転換点を掴むような、「逆張り」が成功しやすいのが、ポンド通貨の特徴です。
現在使用中のポンドペアにだけ使える、スキャルピングの手法をご紹介します。
トリプルストキャスティクススキャルピングFX手法の概要
手法名 | ストキャスティクスのスキャルピングFX手法 | ||
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開発者 | rolarola さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | ポンド円、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ストキャスティクス | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +15pips | 平均損失 | -8pips |
ストキャスティクスのパラメータを確認
FX手法の概要ですが、5分足に3本のストキャスティクスを設定するやり方です。
取引通貨ペアはポンド円とポンド米ドルです。ポンドはFX会社によって、スプレッドもが全く違いますので出来るだけ狭い通貨を選択してください。自分の場合はGMOクリック証券を使っています。
具体的な、ストキャスティクスのパラメータは以下に明記します。
1.(5、3、3)
2.(20、10、20)
3.(50、10、20)
この3つのパラメーター使ってエントリーをしていきます。
「買いポジション」
1.25のレベルを確認後、すべてのストキャスティクスでゴールデンクロス
2.成行で買いポジションを持つ
「売りポジション」
1.75のレベルを確認後、すべてのストキャスティクスでデッドクロス
2.成行で売りポジションを持つ
これだけの取引ルールです。スキャルピングFX手法ですが、3本のストキャスティクスのクロスを確認する必要がありますので、そこまで取引回数は多くありません。
3つの目のパラメータである、(50、10、20)は、角度が緩い線なので、クロスについてはアバウトで大丈夫です。ただし、25レベル、75レベル到達の確認は正確に行ってください。
※ポンド円5分足 エントリーイメージ
利益確定と損切りのポイント
利確は、買いポジションであれば、75レベルをブレイクしてから75レベルを下抜けたタイミング。売りポジションであれば、25レベルをブレイクしてから25レベルを上抜けたタイミングで行います。
損切りは-10pipsにしていますが、ダメだと思ったら10pipsにとどく前に損切りしてしまいます。スキャルピングでは、この判断が大切です。
※ポンド円5分足 決済イメージ
FXでは損切りの速さが明暗を分ける!
そこまで大勝ちできるFX手法ではありませんが、今のところは安定した利益が出せています。
取引回数が平均すると月20回程しかありませんので、昔・・無駄な取引を繰り返していた自分にとっては理想的なシグナルなのかもしれません。
ポイントは、やはり損切りの速さです。何度も同じFX手法で取引することで、逆行しやすいパターンを研究して頭に入れて、勝率は50%以上に上げる事が出来るようになりました。
勝率50%といえば、少々物足りなさを感じる方もいらっしゃると思いますが、損失の2倍確保する利益設定ですので、十分に利益は確保できます。
因みにですが、ストキャスティクスを4本入れて試したこともありますが、このパラメータですとエントリーチャンスが全くなくなってしまいましたので、3本がベストです。長文失礼いたしました。皆様の参考になれば嬉しいです。