スキャルピングはトレードスタイルの中で、1番効率が良いものだと考えられています。
それは、1回の利益は少ないが最小限のリスクで、多くのトレードチャンスを掴めるからです。
しかし、理論上は多くのトレードチャンスがあるにしても、短い時間足でのチャートは複雑な動きをしています。
そのため、たとえ典型的なプライスパターンを発見しても機能しなかったり、テクニカルツールでのシグナルもダマシが多くなってしまうのです。
今回ご紹介するFX手法は、そのようなスキャルピング特有の問題を解決できるFX手法かもしれませんので、是非チェックしていただければ幸いです。
トライアングルFX手法 概要
手法名 | 損小利大1分足デイトレードFX手法! | ||
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開発者 | 北の投資家 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線 | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ、順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 50回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-4 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -5pips |
3本のEMAとトライアングル
取引通貨ペアは2通貨。USD/JPYとEUR/USD。時間足は1分足を使います。
エントリーの際に見るのは「トライアングル」です。これは、チャートを見る上で様々な言い方がありますが、三角ペナントと同じ意味と思っていただいて構いません。
1分足のトライアングルだけで取引してしまっては、騙される回数が多くなるだけですので、自分の場合はそれに付随して「移動平均線」を表示しています。
移動平均線は、指数平滑移動平均線(EMA)で、数値は(10.21.50)の3本です。
トライアングルの形をつくりながらも、移動平均線がトレンド状態である事が大切なのです。
エントリールールを以下にまとめます。
ショートの場合
1.EMA10とEMA21が下向き。もしくは水平である
2.EMA50が2つのEMAの上に位置してある
3.トライアングルを確認する
4.1分足の実体がラインを下抜けたら売り
※ユーロ米ドル1分足 エントリーイメージ
時にはFXチャートを閉じる事も必要
損切りの設定値は-5pips。かなりタイトな数字ですが、スキャルピングなのでこのあたりの数値がリスクを管理する上で限界だと個人的に思っています。
損切りは厳しい数字ですが、利確に関してはかなりいい加減なルールです。これは、あえていい加減なルールにしています。スキャルピングと言えども、やはり利益は大きく取れなければFXでは勝てません。
ですから、ローソク足に勢いがついている時などは、1時間チャートを閉じたりなど、まさに勢いに任せたFX取引を行います。それで50pips取れたら儲けものですからね。
とはいっても、ある程度目安にしているのは15分足などのサポートやレジスタンスです。これらで強い反発を見せた時は、決済します。平均すると+20pips程の利益になります。
※ユーロ米ドル1分足 決済イメージ
流動性の多い通貨ペアが有利
なぜ、USD/JPYとEUR/USDを選択しているのかと言うと・・これらの通貨ペアは世界一の流動性を誇っています。
そのため乱降下が少なく、パターンも出やすいという特徴があるのです。ただでさえダマシが多い1分足チャートを使いますので、そこはやはり考慮すべきだと思います。
なので、もしもこの2つ以外の通貨ペアでFX取引を行う場合は、「さらにランダムな要素が多い」と認識すべきかもしれません。また、スプレッドが有利だというのも、通貨ペア選択の理由です。
損切りの設定値を変えれば、スキャル以外でも使える考え方だと思いますので、そのあたり検証の材料にしていただければと思います。拙い文章読んでいただきありがとうございました。