ウィリアムズ%Rは、アメリカの有名投資家、ラリー・ウィリアムズが開発したFX手法である。
買われすぎ、売られすぎをみる、オシレーター系のテクニカル指標だ。このテクニカル指標を使ったFX手法は、RSIやMACDに比べると少ない。
おそらく、他のオシレータ―と比べて、早めに反転のサインが出る傾向があるため、組み合わせが難しいのかもしれない。
しかし、『反転サインが早めにでる』といった傾向は、『目安』として使えば、利用価値が高い。
今回は、そんなウィリアムズ%Rで、相場を分析するFX手法をご紹介する。
ウィリアムズ%Rを使用したFX手法 概要
手法名 | EMAの距離感を重視したスキャルピングのFX手法 | ||
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開発者 | 車屋 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、ウィリアムズ%R | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1時間 |
FX業者 | DMM.com証券 | 月間取引頻度 | 20回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +12pips | 平均損失 | -7pips |
2つのEMAとW%R
まず、5分足にインジケーターを表示する。使うのは、以下の3つである。
1.EMA(40)
2.EMA(80)
3.W%R(21)
取引通貨は何でもよいが、私の場合はスプレッドが狭い通貨を選択している。
エントリーのルールは以下になる。
・EMA40とEMA80の間で反転する動きを確認する
・EMA80を完全に抜けてしまった場合はノーエントリーとする
・W%Rのレベル20(80)の地点で、反転を確認する。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
損切りと利益確定ルール
・損切りは-10pips以下になるように。私は、手前につけた安値や高値抜けにストップを設定している。こうすることで、ほとんどが-10pips以内の損切りを実行できる。
・利益確定は5分足の直近高値や安値におく。ただ、スキャルピングといえど1回のFX取引で+10pips以上を意識して決済することが大切。
※ユーロ円5分足 決済イメージ
勝率が高いポイント
反転を確認するポイントだが、これはヒゲが長い陽線や陰線は除くこと。形が良いローソク足で入る事が大切。
理想は、ピンバーを確認することだが、ピンバーだけで取引すると勝率は上がると極端に取引回数が減ってしまう。
FXの取引回数は少なくてもいいので、勝率を重視したいという人は、ピンバーだけ狙えば良い。
EMA40とEMA80が重なっている時、または近すぎる時は「揉みあい相場」であるので、見送りすること。
勝ち易い距離感というものがあるので、その距離感を検証によって見つけていただければと思う。