FXのトレンドの方向を把握するには、よく移動平均線が使われる。しかし、それだけだと本当にトレンドが発生したのかどうか、微妙な場面にも多く遭遇することになる。
そこで役に立つのが、移動平均線だけではなく、その他のインジケーターを組み合わせることである。
FXのテクニカル分析ではさまざまな組み合わせがあるが、今回は私が使用している組み合わせを紹介していこうと思う。
20MA&TDI FX手法の概要
手法名 | TDIを使ってトレンドをとらえるFX手法! | ||
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開発者 | daisuke1977 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足、30分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、TDI | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 6時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +80pips | 平均損失 | -30pips |
最適な組み合わせはTDIと移動平均線
その組み合わせとは、TDI(Trend Detection Index)と移動平均線である。
TDI?こんなテクニカル分析「知らないよ!!」なんて言われる方も多いと思うが安心してほしい。
シンプルであり確率の高いFX手法なので、FX初心者でもスグに試せるテクニカル分析だ。
ローソク足は30分足。これは15分足でもいいが、30分足の方がエントリーを絞れるのでおすすめ。
30分足に以下の2つのインジケーターを表示させる。
・SMA(20)
・TDI
【ロングエントリーの場合】
1.SMA20よりもレートが上にある。
2.TDIのクロスを確認して買い
※ユーロ円30分足 エントリーイメージ(TDIが明確にクロスしているかしっかりと確認する)
利益確定はトレール注文を使う!
損切りは30pips。前は直近安値や高値に置いていたが、どうせ損切りされる時は損切りされるので、最初から管理しやすいようにロスカットを固定することにした。
利益確定は、含み益に応じて変更をしていく。
・最初は120pips。
・含み益が30pipsになった時点でロスカットを建値に変更。
・80pipsになった時点で50pipsに変更する。
・更に110pipsになった時点で80pipsに変更。
これも、ロスカットと同じで、FX相場に関係なく機械的に行っている。
※ユーロ円30分足 決済イメージ
TDIはトレンド発生を感知するテクニカル!
TDIは早い段階でFXのトレンドの発生を知らせてくれる優秀なテクニカル分析だと思う。これまでのFX相場の動きに変化が出た時に、いち早く知らせてくれるのでとても便利だ。
トレンドが発生するという認識があるからこそ、+100pips以上の利益を目指してポジションを保有することができる。TDIを使っている人は少ないが、是非一度試してほしいテクニカル分析。新たな発見があるかもしれない。