FXを始めて5年の兼業トレーダーです。5年という長い年月のなかでいろいろな経験をしてきました。
テクニカル分析という名前のつくものは、ほぼ全てと言っていいほど試してきたと思います。しかし、最終的にはシンプルなFXのスタイルになりました。
シンプルなトレードは一見、効果がないように見えます。難しい理論じゃないと、「しっかり分析できているのかどうか?」怪しいからです。
これは僕もそうでしたが、よくFX初心者が陥りがちなパターンは、複雑なことに手を出すことです。
複数のインジケーターを使い、中には金融工学まで使う人もいます。しかし、勝ち続けているFXトレーダーの手法を見ると、「これで大丈夫か?」と思ってしまうほどシンプルである場合が多いです。
そこで今回は、現在検証中であるインジケーターを使わないFX手法をご紹介したいと思います。ロンドンブレイクを狙います。
ロンドンブレイクFX手法 概要
手法名 | ロンドンブレイク確認後のスキャルピングFX手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | nene1985 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円 | ||
分析手法 | 高値安値 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 20分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +10pips | 平均損失 | -10pips |
使うのはサポートラインとレジスタイン
15分足チャートで、ロンドンブレイクを狙うFX手法です。つまり、使うのはサポートラインとレジスタンスラインだけです。
買いポジションを待つケースです。
1.まず、ロンドン時間の高値にレジスタンスラインを引きます。
2.NY時間になりレジスタンスラインブレイクを確認します。
3.ブレイク確認後、レジスタンスラインに指値買い注文をします。
これだけのルールです。損切りは10PIPSに設定します。利益確定も10PIPSです。
つまり、このFX手法は短期戦でありスキャルピングのルールになります。
NY市場の一番動きが活発化している時間帯でのFXトレードになりますので、ポジションを持ってから、ほとんどの取引で30分以内に決着がつきます。
現時点での勝率は60%~70%。ここまで読んでお気づきかもしれませんが、大きく勝てるFX手法ではありません。
ただし、ある程度の優位性が見込めると分かってからは、このFX手法を信用して国内の最大レバレッジで取引を行っています。
※ユーロ円15分足
派手なFXトレードではないのでコツコツ派におすすめ
ロンドン時間につけた、「高値・安値」を目安に買いや売りを判断するのが今回のFX手法です。
価格の流れの中でつけた、「注目されそうなポイント」ではありません。とても明確で誰もが注目しやすい、「ロンドン時間の高値と安値」というのが売買が集まりやすい理由だと思います。
FXの情報商材で購入したインジケーターを複数組み合わせて取引すると、それが例え勝てるFX手法であっても、複雑だからこそ見逃しなどの頻度が多くなり、再現性という面から考えるとイマイチです。
それよりも自分で検証した結果が見えるFX手法を使った方が、自信を持ったトレードができます。
月500PIPSの利益!!なんていう・・派手なFX手法とはかけ離れていますが、ロンドンブレイクを意識したトレードで、コツコツ利益を増やしたい方は試してみてください。