自分が使っている「トレンドラインブレイク」のFX手法を紹介させていただきます。
ライントレードが一番勝ち易いFX手法だと気が付いてから、「ラインブレイクの精度を高めるにはどうしたら良いのか?」これが、自分のここ数年間の課題でした。
トレンドラインブレイクはたしかに、そのままでも精度は高いです。
一般的に上昇トレンドのFX相場だったら、右肩上がりのトレンドを確認し、FX相場の底と、目立っている反発箇所をつなぎラインを引きます。
そして、そのラインをブレイクしたらエントリーです。しかし、必ずしも、ラインを抜けたからと言って、それがそのままトレンドになるとは限りません。当然ですが、レンジ場になることもあるのです。
そこで、様々なパターンを検証していきついたのが、3本の移動平均線とATRを使って、トレンドラインブレイクの精度を高めたFX手法です。
トレンドラインブレイクFX手法 概要
手法名 | 3本の移動平均線とATRを使いラインブレイクの騙しを回避! | ||
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開発者 | tuneaki1985 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZドル円 | ||
分析手法 | 移動平均線、トレンドライン、ATR | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 10回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -20pips |
FXトレンドの「形」を把握する
チャートの設定ですが、3本の移動平均線は単純移動平均線を使います。
パラメーターは「SMA25」「SMA50」「SMA100」になります。
この他に「ATR14」も追加します。
それで、エントリーのルールです。ローソク足は15分足で、自分の場合はクロス円通貨でFX取引を行っています。
例として、ショートポジションをとった場合についての説明をしていきます。
1.売りポジションですので、上昇トレンドを確認します。そして上昇のトレンドラインを引きます。
2.トレンドラインの下抜けを確認します。
3.続いて、ATRに注目します。メタトレーダーのインジで0.100以上を確認。
4.上記の条件が揃ったらショートポジションをとります。
ここまで、移動平均線が出て来てませんが・・移動平均線はトレンドの形を把握するために使います。
3本のSMAが程良いトレンドの形をしている時が確率高めです。SMA100が30度~40度の角度の時がベストですね。それ以外でも、各種平均線が荒れていなければ大丈夫です。
※ユーロ円15分足 エントリーイメージ
ブレイクして加速しなければ決済
損切りの設定ですが、基本的な考えとして必ず-30pips以内におさめるようにロスカットを設定します。
その時々によって、違いますので一概に何pipsとはいえませんが、トレンドラインブレイクして、2時間間~3時間経過しても下落が加速しなければ、諦めた方がいいですね。
利益確定については、ローソク足の終値で25SMAを抜けてしまったらです。これは、割と明確なルールにしています。ただ、直近のサポートなども意識して決済するときもあります。
※ユーロ円15分足 決済イメージ
損切りと利確については改善の余地あり
勝率は60%~70%なので、自分的には満足しているんですが、もう少し損失の幅を少なくしたいと思っているところです。
利益もですね。もう少し拡大したいです。25SMAブレイクで利益確定というのは非常に分かりやすいFX手法なんですが・・なかなか100pips以上の利益には辿りつきません。
このあたりを再検証する必要があると思っています。ただ、ブレイクの騙しを見極める上では非常に有効なFX手法であると思いますので、是非参考にしていただければ幸いです。
これ、おもしろいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XhBIQcIknHQ
ジェニファーのコンボ・トレード手法が、まさに50SMAと100SMAを使うのですが、これにATRを併用すれば、ダマシを回避するのに役立ちそうです。50SMAと100SMAの両方のブレイクでジェニファーはエントリーします。そして、50SMAにタッチしたところで決済です。タッチしない間はとにかく保持します。
これを15分足だけでなく、1時間足でおこなえば、けっこう長く利を伸ばせると思います。
ATRは世界のトップトレーダーたちが使用している非常に使えるインジですよね。