FXで大きなトレンドに乗るためには、何をすべきだろうか?
ただ単純にニュースを待ち、そのニュースの時間帯にエントリーしても、確かに利益を得ることは可能である。FXにおいてニュースが生み出すモメンタムは強大なモノだ。
しかし、必ずしも、これは確実な方法論とは言えない。専門家の分析の通りに、FX相場が動くとは限らないからだ。
デイトレードなら、いわゆるV字型で「20PIPS上昇しても、5分後には30PIPS下落してました……」なんてことはザラにある。
そこで、今回は比較的、高確率で大きなトレンドに乗れるFX手法を紹介したいと思う。
3MAFX手法の概要
手法名 | 3本の移動平均線で強いトレンドを確実に捉えるFX手法(経済指標に注目) | ||
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開発者 | 湯舟 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 10回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -10pips |
3本の移動平均線を5分足に表示
まずは、使用するテクニカル分析から。
移動平均線を3本使う。パラメーターはEMAの(5,30,100)このFX手法では、これ以外のテクニカルは使わないので、複雑な分析をする必要はない。
ローソク足は5分足で、通貨ペアはドルストレート推奨。私の場合は、EUR/USD、GBP/USDのチャートをチェックしている。
5分足単体で、他の時間軸を確認しないのも、めんどくさがり屋の人にいいと思う。
次に新規ポジションを持つタイミングについて詳しく解説していく。
{買いポジの場合}
1.大陽線のローソク足で勢いのある上昇。
2.一旦相場が反落して、天井をつける。
3.レートがEMA30~EMA100の間で反発する。
4.先ほどつけた直前の高値をブレイク
5.EMA5までの押し目を買い
{売りポジの場合}
1.大陰線のローソク足が出ていて勢いのある下落。
2.一旦相場が反発して、底をつける。
3.レートがEMA30~EMA100の間で反落する。
4.先ほどつけた直前の安値をブレイク
5.EMA5までの戻り目を売り
売りポジでも買いポジでも注意したいのは、必ずローソク足の実体でブレイクを確認するということ。ヒゲでちょっとだけ抜けた場合などは、ノーエントリーとする。
※ユーロ米ドル 5分足 売りエントリーイメージ
強いトレンドでは100PIPS程の利益も可能!
損切りのポイントだが、10PIPS程度で躊躇せずに素早く成行で切る。
損切りの遅れが損益の悪化につながる。必ず強いトレンドが出る時があり、その時は「こんなに簡単でいいの」というくらい簡単に利益が乗るので、ダメだと思ったらすぐに損切りを行うこと。
次に利益確定のポイントは、これも単純で30EMAをレートが抜けたら成行で決済をする。この手法は5分足でエントリーするわけだが、強いトレドでは30EMAまでしばらく戻ってこないので100PIPSの利益を得る事も可能。
ただし、長期足でもみ合っている時は、どんなトレンドフォロー手法でもそうだが、チャンスがなく、またチャンスがあっても思うような利益が乗らないので、そこはじっと耐えなければならない。
※ユーロ米ドル 決済イメージ
FX関連の経済指標後の値動きをチェック!
ちなみに、このFX手法でさらに高確率で高報酬を狙えるポイントがある。それは、経済指標やニュースがあった直後である。
経済指標やニュースは大きなロウソク足を形成しやすい。経済指標がすぐ出た後に飛び乗るのは・・大変危険な行為であるが、このFX手法では、反発・反落を待って、更にブレイクを確認することから、より安全なエントリーポイントになる。
そのような時に、価格がEMA30付近で反発して、天井・底を抜けたら、デイトレードでは相当な利益を期待できるので試してほしい。