かつて、私はスキャルピング専門でFX取引をしていました。
なんとか・・勝つ事には勝っていたんですが、精神的な疲労がたまり・・これはとても長期間続けれるものではないなと思っていました
そこで、去年からスキャルピングから撤退して、完全に長期保有のFXトレーダーとなり低レバレッジでストレスフリーの取引をしています。
今回は、スイングFX手法のなかの1つをご紹介させていただきます。移動平均線を使ったシンプルなFX手法です。
EMA50 FX手法の概要
手法名 | FXでエントリーを2回に分けてリスクを分散る | ||
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開発者 | 北村 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 4時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ポンド円 | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3日 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 5回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -50pips |
4時間足のEMA50を使ったスイング手法
移動平均線の期間の設定は、世界中のFX投資家がいろいろな数値を採用しています。
その中でも、私は50という数値に目をつけてFXトレードを行うことにしました。
4時間足を見る手法なので、スイングトレードに近いFX手法だと思います。
取引通貨ペアはクロス円です。ドルストレートでも形がよければエントリーしますが、やはり値動きの荒い、ポンド円やユーロ円がおすすですね。
使うインジケーターは前述しましたが、移動平均線。SMAよりもEMAの方が精度が良かったので、EMA50にしています。
ローソク足終値でのブレイクを確認する
エントリーを行うポイントは、ロングの場合を例に説明してみます。
シンプルです。
1.4時間足のローソク足がEMA50を実体で上抜けで半分エントリー。
2.価格がEMA50を実体抜けして、再び移動平均線にタッチしたら、残りの半分をエントリー。
50EMAは市場で反応を示しやすいラインなので、ブレイクして上昇が強くなる傾向があります。
移動平均線への押し目を待って、とどかないケースも多いので、それを防止するために最初に半分の枚数でエントリーを行うということです。
ショートの場合は逆に、上記のルールを逆にしてください。
※ポンド円4時間足 エントリーイメージ
損切りと利益確定はそれぞれ2つのルール
次は損切りと利確の幅について説明します。これもロングの場合です。
損切りのタイミング
・エントリー後、-50pipsに逆指値注文。
・EMA50を逆に終値で下抜けたら。
利益確定のタイミング
・エントリー後、+150pipsに指値注文
・+100pipsまで上昇したら、+50pipsに逆指値変更
※ポンド円4時間足 決済イメージ
FXは1回目で成功しなくとも2回目で成功すればよい
ポイントは2回に分けてエントリーを行うことです。こうすることで、自然とリスクが分散されます。
最初のエントリーがロスカットに掛かってしまっても、2回目のポジションで+150pipsをとれば、トータルでは大きくプラスになります。
また、利益確定の際も指値でエントリーした2回目のポジションが+150pipsで終わり、1回目のポジションは+50pipsで終わったということがよくあります。
この場合も、1回目だけのポジションを取るよりも結果的にリスクの分散になっているわけです。
現在の課題は、ロスカットのの広さですね。-50pipsよりも、もう少し狭くしたいところです。理想は-30pips程度にして、R倍数3以上確保したいところですが。勝率の悪化が気になり実現化はできていません。
ただ、更なる安定感を生むためには、検討をしなければならない部分なので、今後新しいルールができましたら、またご報告をさせていただきます。