私は仕事と掛け持つ形で、仕事の合間にFX取引を行っていました。
そのため取引時間は17:00~1:00の間に限られました。結果的に取引としては失敗に終わりました。
その失敗で終わってしまったFX手法を今回は紹介してみたいと思います。
カラカサ・トンカチFX手法の概要
手法名 | カラカサとトンカチを意識したFXトレード | ||
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開発者 | endoukiku さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足、5分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 200回以上 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-0.2 |
平均利益 | +1pips | 平均損失 | -30pips |
エントリーのタイミング
このFX手法は単純で、1分足と5分足のローソク足を利用し「カラカサ」と「トンカチ」と呼ばれる、ローソク足のサインが出たらエントリーするという内容のものです。
カラカサやトンカチというのはローソク足の実態に対し下ヒゲや上ヒゲが異常に長い形状を指します。陰線か陽線化を問わず、このサインが出たらトレンドが変わると言う逆張りの考えでFX取引に臨みました。
利確と損切りのタイミング
利益確定
利確はすべての取引で+1pipsにしてました。結果は目標通り1pipsの利幅を得られる確率は高かったです。利益幅を少なく設定しているため、僅かな値動きで利益を確保できました。カラカサやトンカチは値動きの転換点になりやすいという性質をうまく利用した格好になりました。
損切り
損切ラインの設定は特にしませんでした。なぜなら価格が20pips以上の急な変動を見せたとしても数時間以内に戻ることが多かったからです。戻るまで待ち続け損失がなくなったところで手仕舞いを行いました。
FX手法の綜合的な評価
1pipsの利益確定なので、勝てる確率こそ多かったものの、一回の利幅の少なさと思い通りにいかなかったときの損失幅の大きさが甚大だったことを受けてこのFX手法は失敗であると判断しました。
確かに価格に変動があっても元に戻ることは多かったものの、時と場合によってはそのままトレンドが発生し数日や数週間戻らないという時があり損失幅が拡大してしまいました。
「損は小さく利を大きく」という相場の格言を痛いほど思い知ることになりました。エントリーの精度はよいと感じていましたので、利確と損切りの比率を改善すると違った結果になるのかもしれません・・。
その点を考慮して、リベンジしたいと思っています。
管理人からのコメント
私も、この「カラカサ」と「トンカチ」2つのチャート形は常に意識するようにしております。 反発や反落を見極める、手っ取り早い方法がこの2つのパターンです。
endoukikuさんは、このFX手法で勝てなかったという事ですが、ご自身が仰っているように利益と損失の比率を改善すれば、全く違う結果になると私も思います。
ご紹介いただきありがとうございました。