移動平均線のパラメーターには、いろいろな説がある。とくに移動平均線20やボリンジャーバンド20のミドルラインは価格が止まることで有名。
今回はそんな移動平均線の不思議な傾向を利用した「スイングトレード」のFX手法をご紹介する。
144EMA FX手法概要
手法名 | 4時間足144EMAで逆張り!スイングFX手法 | ||
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開発者 | pipposan さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 4時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3日 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 1回以下 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +100pipspips | 平均損失 | -40pips |
エントリーの判断
通貨ペアやインジケータは以下になる。
・通貨ペア:ユーロドルとポンド米ドルの2通貨ペア
・ローソク足:4時間足チャート&1時間足チャート
・インジケーター1:EMA(パラメーターは144)
・インジケーター2:SMA(パラメーターは12)
次にエントリーのタイミングを明記していく。
1.四時間足チャートで、価格がEMA144付近で反発する動きを確認する
2.エントリーには一時間足を使う。買い注文の場合は大きな陽線。売り注文の場合は大きな陰線を確認する。
3.EMAを、一時間足で勢いよく突き抜けてしまった場合はノーエントリーとする。
※ポンド米ドル4時間チャート
※ポンド米ドル1時間足チャート
損切りは固定。利食いは状況に応じて
損切りは、-40Pips。
利食いポイントは、4時間足SMA12付近。SMA12を抜けきれなければ、そこで決済。
SMAを価格が突破したら、今度は直近の高値を目安にする。直近の高値を抜けきれなければ決済。抜けた場合は、そのまま保有。この繰り返し。
※ポンド米ドル 決済イメージ
なぜこのFX手法は「144EMA」なのか?
このFX手法は、めったにエントリーチャンスにお目にかかる機会はない。しかし、一発の利益が大きい。
ちなみに、過去のFXチャートを見ると、かなりの高確率で、価格がEMAで止まっていることが確認できる。何故、この144という中途半端な数値を使おうと思ったのか?
それは、検証の結果が良かったからと言うしかない。ネット上にある様々な移動平均線の数値を研究してきて、4時間足に反応しやすいのがこの数値だった。
移動平均線は時間足や通貨ペアによって、反応しやすい数字があると思う。今後も、その研究を続けていきたい。