投資歴は長く、元々は株式投資にのめり込んでいたものです。
株式投資はインターネットの発展と共に、ネット証券が台頭して手数料が安くなっていきました。
証券会社と直接やり取りして、アナログチックな投資を行っていた当時を思い返すと「よくあの手数料で取引していたな。」と少々感慨深いものがあります。
FXの世界でも手数料が年々安くなっていった事は、周りの投資仲間から伝わってきていました。
株式投資とはと違いFXは24時間取引可能である事。それと、ここ数年間の円高による安値圏を把握しておりましたので、ポジショントレードによるメリットも感じておりました。
とはいっても、株式投資とFXとは似て非なるもの。いくら日本時間の夜や深夜にトレーディング可能と言っても、慣れない事をするとすぐに魔物に飲み込まれてしまう事は十二分に理解していました。
そこで、スキャルピンのような超短期トレードは行わずに、長年の株式投資で培ってきた「酒田五法」を生かした、1日~5日程のFXトレードに励んでいるところであります。
酒田五法FX手法 概要
手法名 | 一定のリズムに合わせたFX投資 | ||
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開発者 | bonbon さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、NZドル円、豪ドル米ドル、ユーロ豪ドル、カナダドル円、スイスフラン円、その他 | ||
分析手法 | |||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3日 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -70pips |
「赤三兵」と「黒三兵」
酒田五法で有名なチャートパターンに、「赤三兵」と「黒三兵」があります。
これは、酒田五法の数あるローソク足パターンのなかでも、最もシンプルなものです。
- ・「赤三兵」は、底値圏からの陽線が3本連続で出現している状態。
- ・「黒三兵」は、高値圏からの陰線が3本連続で出現している状態です。
私の場合は、株式投資ではファンダメンタルズ分析を重視しておりましたが、ローソク足のパターンはこれだけしか見ていませんでした。
銘柄で形の良いローソク足が出ていること。その確認が「赤三兵」と「黒三兵」だったわけです。
さて、FXに置き換えて考えて見ましょう。FXでも考え方はシンプルです。日足チャートで底値圏と高値圏を確認します。そして、一定のリズムで上昇・下落している「赤三兵」と「黒三兵」をみつけます。
後は、そのリズムにのるだけです。3本が確定したら、4本目の始値で入るもよし、少し押し・戻しを待つのもよしです。一定のリズムと書きましたが、これはローソク足の形のことをいっています。
例えば、極端にヒゲが長くなっている足が複数あれば、それは一定のリズムとは言い難いです。
理想的な形とは、高値も安値も、始値も終値も同時に切り上がっている状態です。
決済については、利確に関してはリズムが崩れたポイント。ロスカットは、3本目のローソク足の高値・安値が基本となります。
※米ドル円 取引イメージ
昔から日足メインのトレーディング
拙い文章を綴ってきましたので、少々わかりづらい面も多々あったと思います。
私の場合は、株式投資も日足がメインでしたので、その思考が抜けずに日足に偏った考え方になっています。ですから、もっと頭が柔らかい人は、別の使い方もあるのではないかと考えています。
今まで、FX市場があったお蔭で少額ながら儲けさせていただくことができました。その恩返しにと思い、今回執筆させていただきました。
徐々に短期トレードにも挑戦したいと思っているので、その成果もいつの日か報告させていただければと思います。