はじめまして。いつも、サイト参考にさせていただいております。
わたしは、短期専門でFXをやっていて、スイングや長期の考え方が皆無だったので、サイトを使って様々なFX手法について勉強をさせてもらっているところです。
短期専門と書きましたが、極端なルールで取引していました。
それは「米ドル円の1pips抜き」です。FX初心者のころに、何をやっても勝てずに悩んでいる頃に自棄になってこのルールを作りました。
よく、自棄になって作ったルールが、最高に勝てるようになったなんて話を聞きます。しかし、残念ながらそんな夢物語はありませんでした。
そんな、失敗経験を、参考にならないと思いますが投稿させていただきます。
1pips抜き FX手法 概要
手法名 | FX相場を甘く見ていた結果強制ロスカット | ||
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開発者 | みな さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | 高値安値 | ||
その他選択項目 | ナンピン、ハイレバレッジ、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 100回 | |
エントリー注文 | 指値 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 90% | 損益レシオ | R-0.2 |
平均利益 | +1pips | 平均損失 | -200pips |
レジスタンスがサポートに変わるのを待つ
1pips抜くといっても、一応エントリーには根拠がありました。根拠といっても、ただ単にサポートやレジスタンスで取引するだけです。
この取引手法で、使うローソク時間足は「15分足」だけでした。
そして、15分足の目立った高値や安値に水平のラインを引いて、そのブレイクを待ちました。
実体でブレイクしたら、高値がレジスタンスからサポートに変わり、安値がサポートからレジスタンスに変わります。そのような、FX相場の動きの特徴を狙って1pips抜きをしようと思いました。
FX1pips抜きとナンピンルール
具体的にやったのは、例えば100.00円が高値だとしたら、100.00円ブレイクを確認してから、100.00円に指値買い注文をしました。そして、100.01円になったら利益確定です。
ほとんどのFX相場でこのルールで勝てました。高値から5pips~10pips程逆行しても、すぐに戻ってきて最終的には1pipsの利益で終えていました。
そして、高値や安値ブレイクした場合というのは、一回逆にいっても必ず戻ってくるという先入観が、わたしのなかで出来上がりました。
30pips以上逆行した場合は、ナンピンをして1pipsずつ細かくとっていました。必ず戻るという意識がありましたので、逆にFX相場が動いた方が勝てるという状況にさえなっていました。
自宅で仕事をしているので、チャートはずっと見れる環境になります。ですから、東京時間からニューヨーク時間まで、ずっとこの方法でFX取引をしていました。
指標発表などは避けていたのも良かったと思います。また、偶々、FX相場が膠着してる時でしたので、大けがすることなく3か月以上続けました。もちろん、この間は勝ち続けました。
※米ドル円15分足 取引イメージ
FX相場を甘く見ていた
しかし「FX簡単すぎる」なんて、いい気になっていたころに、大暴落がやってきました。
いつも通り、高値ブレイクを待ってから、指値注文をして約定。しかし、5分後に滝になりました。このような滝は経験していましたので、30pips~40pipsのところでナンピンをしました。
当然、いくらかの戻しはありますので、何回かは1pipsの利益をとれましたが、最初に買った位置に戻る事はありませんでした。
結局、その下落が止まることはなく、3日間下げ続けました。その間に持った何個かの買いポジションの含み損も、どんどんと膨らんでいき、ついには人生初めての強制ロスカットを体験しました。
冷静に考えれば負けるのが当たり前のルールだとは思います。しかし、当時は、間違った方法で儲かってしまった故に、ずっとFXで勝ち続けると勘違いしてしまったのです。
仮に1pips抜きをするならば、最低限それに見合った損切りのポイントも考えておかなければなりませんでした。最も、そうなったら損切り貧乏になってしまい3か月間儲けることは出来なかったと思います。
FXで勝つために自分が足りないのはメンタル
今も、毎日パソコンのモニターに向かって短期トレードを行っています。しかし、どんなルールでやっても、なかなか結果は伴いません。
含み益の時も含み損の時も、常に迷いを感じながらFXトレードをしている自分がそこにはいます。ルール作りも大事ですが、わたしの場合はメンタルを鍛えなければダメだと感じています。
もはやFXは趣味になっていますが、今後、趣味を超えた「仕事」にできるよう精進していきたいと思います。