「窓開け」「窓埋め」は、株式相場では良くみられる現象です。「窓開け」は強い、または弱いFX相場の特徴を表しています。そして、窓を開けた場合は、窓を埋める傾向が強いと言われております。
しかし、、FX相場においては、あまり多くは出現しません。それは、FX相場は株式のように市場が閉じることなく24時間動いているからです。
そのためFXにおいての「窓埋めトレード」は、チャンスがあまりありません。だいたい月曜日くらいしかチャンスがないのが特徴です。
しかし、1分足などのチャートを見てみると、月曜でなくとも「窓」をたくさん発見することができます。
今は、本業が忙しいのと、疲れが溜まってしまいやっていませんが、1分足での窓を使った、超短期のスキャルピングFX手法を紹介します。
窓開けFX手法の概要
手法名 | 決断力と判断力が必要なスキャルピングFX手法 | ||
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開発者 | NORI さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ、窓、順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 10分 |
FX業者 | SBIFXトレード | 月間取引頻度 | 100回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +3pips | 平均損失 | -3pips |
通貨ペアは米ドル円のみ
1分足を使ったスキャルピングですので、複数のテクニカル分析を確認している暇なんてありません。とにかくスピードと判断力が重要です。
まず、通貨ですがこれは、米ドル円一択です。なぜなら手数料が一番安いからです。
ユーロ米ドルもスプレッドは安いですが、米ドル円と比較すると全く相手にはなりません。ドル円が0.3pipsだとして、ユーロ米ドルが0.6pipsだと倍違うことになります。
早ければ数分で決済をするFX手法なので、手数料にはとことんこだわっても良いと思います。
肝心のエントリールールですが、以下にまとめます。
- ・1分足で窓開けをしているローソク足を発見する
- ・例えば上に窓を開けていたとしたら、とるのは「買いポジション」
- ・つまり、「窓埋め」を狙うのではなく、「窓開け」の勢いに乗るという事
- ・月曜日のような、大きな窓開けだと窓埋めを狙ってもよいが、1分足のような短い時間足では、ローソク足の強さに乗る事が重要
- ・実際にエントリーするのは、上に窓を開けた、1分足の陽線が確定してから
※米ドル円1分足 エントリーイメージ
FX相場のボラティリティを利確の判断材料に!
損切りは、窓開けをしたローソク足の1つ手前の足(安値・高値)に注目します。そのポイントを、1分足の引け値でブレイクしたら成行で損切りをします。
たまに、1本のローソク足で急激に動く事がありますので、そういった時には引け値を待たずに損切りします。
利確の判断は、pipsで決めます。2pips~5pipsの間です。事前のボラもきちんとチェックしておき、大きく動いていたら5pips。少なかったら2pipsなど、ボラで利幅を判断するようにしています。
※米ドル円1分足 決済イメージ
画面に張り付く必要がある
このルールは、時間に余裕がある人でないと出来ません。なぜならば、ずっとFXチャートを見る必要があるからです。
このFX手法で取引すると決めれば、1分足単位でローソク足が確定していきますので、テレビを見れなければ本も読めません。
なので、時間を犠牲にして取り組まなければならないルールです。仕事終わりでも、取引可能ですが・・私の場合はとにかく疲れるので辞めてしまいました。
詳しくは書きませんでしたが、窓開けと言っても様々な形があります。ヒゲが出ている出ていない。高値をブレイクした直後など。パターンよって勝率が変わってきますので、そのあたりは検証をしていただけたらと思います。
ちなみにですが、高値ブレイク後の、窓開けはかなり期待値が高いので、私の場合は必ずエントリーしていました。