1分足や5分足のような短い時間足でのFXトレードは、チャンスが多いです。しかし、その分ダマシが多く失敗のFXトレードが増える傾向があります。
それは節目のポイントが、他の時間足よりも多いからです。1時間足では、1日で数本しか水平線が引けませんが、短い時間足では何本も水平線が引かれます。
うまくポイントを拾い上げないと、1分足や5分足でのトレードは非常に難しいと感じています。
そこで、5分足で大きなトレンドだけに乗るにはどうしたらいいのか?極力、小動きで推移しているFX相場を無視する方法を考えてFX手法を作ってみましたので、ご紹介させていただきます。
ダブルMACD FX手法の概要
手法名 | ダブルMACDでFXのトレンドを把握! | ||
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開発者 | Dante さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | MACD、移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +15pips | 平均損失 | -10pips |
2つのテクニカル分析を使用
今回、紹介させていただくFX手法で使うテクニカル分析は、2本のMACDと2本の移動平均線です。
取引のルールをご説明する前に、まずはそれらの分析の設定値を下記に記します。
- ①SMA(10、21)
- ②MACD(12,26,5と30,60,30)
これらの設定値で売買を決定します。
次に、買いエントリーの場合における手順をご説明します。
- ①SMA10とSMA21がトレンドを示している
- ②MACD(12,26,5)が0ラインより上である
- ③MACD(30,60,30)が0ラインより上である
まず、2つの移動平均線が上を向いている必要があります。角度が強ければ、それは強いFXトレンドと認識します。
そして、2つの設定値のMACDがゼロラインをブレイクしてる事が条件です。ゼロラインの交差は「シグナルライン」だけで大丈夫です。2本の交差を確認してからだと遅くなってしまいますので。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
決済ルールについて
利確については、移動平均線を逆にブレイクしたらです。トレンドが変わったと認識して成行で決済します。
損切りは、ローソク足がSMA21を抜けたタイミングです。これも成行です。
※ユーロ円5分足 決済イメージ
はっきりしたFXのトレンドが出てからのエントリー
1か月での取引回数は15回~20回程と5分足のFX手法にしては、多くはありません。
ただし、それは二つのMACDを使って、特定のトレンドだけを選んでいるともいえます。なかなか、トレンドの見極めというのは難しいものです。
なので、はっきりとしたトレンドが出てからエントリーを行うために、このルールを作りました。
最初は、MACD(12,26,5)と移動平均線2本でFX取引を行っていましたが、思うような収益は上げられませんでした。
そこに、MACD(30,60,30)を付け加えたところ、取引回数が良い方向で減り、収益もよくなりました。
まだまだ、課題も多くあり、1時間足や4時間足の方向と合わせたFXトレードの検証も行っているところです。