勝てなかったFX手法を紹介させていただきます。
NY時間で、イニシャルレンジ・ブレイクアウトを狙いました。これは、NY開始1時間のレンジを見て、レンジより離れた方に、その流れに乗ってポジションを持つ方法です。
イニシャルレンジ・ブレイクアウト:FX手法概要
手法名 | ボリンジャーバンド3σブレイクに逆指値注文! | ||
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開発者 | ブレイク88 さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足、1時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド、高値安値 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 10回 | |
エントリー注文 | 逆指値 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 20% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +90pips | 平均損失 | -30pips |
NY時間のブレイクを狙う!
NY時間の開始1時間とは、冬時間でいうと日本時間では23:30~24:30になります。この間は寄り付き前の材料が織り込まれ、値動きが激しくなりますが、しばらくすると落ち着いてきます。
そして、この1時間のレンジ(イニシャルレンジ)を破ることがあれば、これは新しい材料や市場心理の変化が発生したこととなり、一方向に動きやすくなる性質があります。これを狙います。
イニシャルレンジの幅は5分足ボリンジャーバンドの±2σの幅とし、レンジブレイクの判断には±3σの値を見ていました。
24:30を過ぎると、その時点のイニシャルレンジを確認し、ボリンジャーバンドの±3σにタッチするポイントに2箇所のIFO注文を入れます。
エントリー注文:逆指値(レンジを上にブレイクしたら買い、下にブレイクしたら売り)
- ※米ドル円5分足 エントリーイメージ
決済は損小利大を心掛けたが・・
決済は以下のようにしました。
- ・指値:エントリーポイントから、レンジ幅の3倍先
- ・逆指値:イニシャルレンジの逆側のポイント
- ※米ドル円5分足 決済イメージ
このFX取引スタイルは・・予想以上に損失がかさみました。敗因の一つは、IFO注文を出した後に就寝するため、ポジションを持ってからの値動きが確認できなかったことにあります。
ダマシも多いので、定期的にチャートをチェックし、雲行きが怪しくなれば手仕舞うのが理想ですが、仕事の都合上叶いませんでした。リアルタイムでチャートが見れいないのが仇になった形です。
現在はロンドン市場でも同様に試しています。今のところ損益トントンですが、日足やRSIなどの指標も加味して勝率を上げたいと考えています。