はじめまして。今回は私が使っている一目均衡表の「三役好転」を使ったFX手法を紹介したいと思います。一目均衡表の三役好転と言えば、とても有名なFX手法ですよね。
しかし、どの時間足で使うのかでも、勝率は変わりますし、決済ポイントが曖昧です。私の場合は、一目均衡表にボリンジャーバンドを加える事で勝率をアップさせています。
三役好転のFX手法概要
手法名 | 三役好転の騙しはボリンジャーバンドで回避! | ||
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開発者 | ど素人トレーダー さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 1時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド、一目均衡表 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 6時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 10回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +40pips | 平均損失 | -20pips |
FXの「三役好転」は信頼できるサイン
まず、エントリー方法ですが、これは通常の三役好転のルールどおりです。
- ①基準線が転換線よりも上にあることを確認。
- ②現在の価格が雲よりも上に位置していることを確認。
- ③遅行線が26本前のロウソクよりも上に位置していることを確認。
この3つの項目を確認してからエントリーします。時間足は1時間足です。それ以下の時間足だと、チャンスは多いがダマシに引っかかる回数が多かったです。
注意していることは、必ず雲を抜け切った後のローソク足でエントリーすること。雲を抜けた瞬間では、まだ信頼できるポイントではありません。
また、これにボリンジャーバンドを組み合わせて、バンドウォークが終了しそうな箇所ではエントリーしないようにしています。上がりきっている、下がりきっている場面といえば分かりやすいですかね。
例えば、バンドウォークしたロウソク足を1本目として、これが1本目や2本目だと理想的ですが、5本目とかになると「ちょっとエントリーのタイミングとして遅いかな。」と感じるわけです。
このルールが非常に重要で、雲をブレイクしたとしても、リスクが高い位置と判断しエントリーを回避することができます。
損切りポイント
損切りは、買いポジションを例に出すと、抜けた雲の外側から数pips下におきます。
ただ、強力な値動きが出て、雲を抜けきったロウソク足と雲の間に大きな差ができてしまう場合は、おのずとストップの幅が広がります。また、雲が厚い場合も同様にストップの幅は広がります。
そのような場合、通常だと、ボラティリティの狭い通貨であっても、30pips以上のストップを置くことになってしまいます。
30Pips以上のストップだと、これは1時間足のデイトレードにおいては、逆のトレンドが出ているも同然 なので、あまり適切なストップロスとは言えません。
通常、トレンドは強い上昇が継続するのであれば、、そのまま「大きく逆走せず」に上昇していく傾向があります。
ですから、そのような場合は臨機応変に、直近高値や安値ブレイクを目安として、ひとまず、15pipsから20pipsを目安にストップを設定します。
そして、損切りされたとしても、まだ雲がサポートされていた場合は、もう一度入りなおします。2回目のポジションがが切られた場合は潔く、FXトレードを終了します。
利益確定のポイント
利益確定は、ボリンジャーバンドのバンドウォークの終わりを目安にします。
バンドウォークが終わり、価格がバンドの中に収まってきたら、トレンドは終了の可能性が高いので、ここで決済。これが基本ルールです。
後は、直近の天井を試して失敗した箇所(ロウソク足の長いヒゲなどが出た位置)なども利確の対象にしています。
このFX手法のまとめ
前述したとおり、このFX手法は1時間足以上でしか使えないので、とてもトレード回数が少ないです。ですが、トレード回数が少ないという事は決して悪い事ではないと思っています。毎日FXトレードに追われるよりはいいかなと・・。
また、一目均衡表は日足が最も意識されるといわれてます。ですから、日足ではスイング~長期保有としてこのFX手法を使っています。やはり一目均衡表はスイングトレード向け なFX手法ではないかと思います。