パラボリックはSARと価格の交差するポイントがトレンドの転換点を示します。そのため逆張りのポイントを探すのに、パラボリックは適しています。
今回ご紹介するFX手法は、これにボリンジャーバンドのσ3を加えた、ちょっと特殊な逆張りFX手法です。
パラボリックFX手法概要
手法名 | 1時間足パラボリックとボリンジャーバンドで逆張り! | ||
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開発者 | ココ さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 1時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド、パラボリック | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 5回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -20pips |
ドルストレートと相性が良いFX手法
このFX手法は、ドルストレート推奨です。前はクロス円でもFX取引していましたが、何故かドルストレートの相性が良いです。なので、現在は「EUR/USDとGBP/USD」の2通貨ペアで取引をしています。
まずチャート設定です。1時間足に下記のテクニカル分析を入れます。
- ・ボリンジャーバンド(20 σ2)
- ・ボリンジャーバンド(20 σ3)
- ・パラボリック(0.02 0.20)
エントリールール
ここからエントリールールを紹介します。
- ボリンジャーバンドσ3に価格がヒゲをつけて反発したのを確認。
- パラボリックでトレンドを確認。
1時間足のボリンジャーバンドσ3に価格が到達する現象は比較的珍しいです。その珍しい形から更に、パラボリックでトレンドの方向をしっかり確認してからのエントリーになります。
エントリーを回避するルールとして、σ3に達した価格がσ3をローソク足の実体(大陰線や大陽線)で抜けてしてしまった場合はエントリーを行いません。σ3の実体ブレイクは強いトレンドを疑う必要があるからです。
※ユーロ米ドル1時間足
損切りルールと決済ルール
損切りは、反転したローソク足の高値・安値に設定 します。
利確ポイントは、ボリンジャーバンドの2σ付近 です。この設定で利益の方が損失よりも大きくなります。トレンド相場の「押し」や「戻り」を拾い、エントリーポイントが良ければ、損失の4倍以上の利益も可能です。
※ユーロ米ドル1時間足
大きなトレンド、しかも1時間足のボリンジャーバンドでσ3に達するような動きは頻繁にありませんが、ないからこそチャンスでもあるわけです。
しかも、3σ到達で単純に売買するだけではなく、パラボリックの方向を取り入れていますので、信用度が高いサインになります。
1時間足だけですとチャンスは少ないので、様々な通貨や時間足で実験していただければと思います。