自分は、FXも株もやっていますが、ファンダメンタル分析よりもテクニカル分析を重視しています。
それはなぜかというと、FX相場の動きや株価の動きは過去の情報から未来を予測できるとともに、ほとんどの投資家やトレーダーはこの過去に起きたことを予測した上で投資決定を行うからです。
しかし、リーマンショックの時のような事も何年に1度かはあるため、そのようなFX相場に常に備えておくこと大切だと思ってリスク管理をしています。
今回は、自分がよく使用する 3本のMAをチャート上に表示したFX手法を紹介します。
移動平均線の角度を意識したFX手法の概要
手法名 | 15分足の3本のMAを利用したデイトレードFX手法 | ||
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開発者 | mitui さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ポンド円 | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回-20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +15pips | 平均損失 | -10pips |
15分足のみを使ってトレードを行う
移動平均線(MA20)で相場が反発する傾向は広く知られています。この反発の傾向を利用したFX手法は数多くあります。今回、ご紹介するFX手法も、そのような現象を利用したものです。
ローソク足は15分足を使います。他の時間軸は使わず、15分足のみです。
使用する移動平均線は以下の3本になります。
- 1.10EMA(指数平滑移動平均線)
- 2.20EMA(指数平滑移動平均線)
- 3.50SMA(単純移動平均線)
エントリールールについての解説
- 1.50SMAが20度~40度の角度であることを確認。
- 2.10EMAと20EMAが平行に伸びている事を確認。
- 3.価格が10EMAと20EMAの間に落ちてくる事を確認。
※エントリーの注意点
- ・エントリーポイントは、10EMAと20EMAの真ん中から20EMAまでを許容範囲 とする。
- ・20EMAを抜けたとしてもヒゲをつけて反発をしたら、それは許容範囲とする。
- ・価格が 20EMAを実体抜け してしまったら、ノーエントリーとする。
※ユーロ円15分足 エントリーイメージ
損切りと決済ルールについての解説
※ユーロ円15分足 決済イメージ
まとめ
MAでの反発傾向は有名であり多くの人が使っていると思いますが、このFX手法は50SMAの角度で、さらに限定したポイントを狙っている点がユニークだと思っています。
短期と中期がEMAで長期がSMAの理由は、検証した結果であり単純に勝率が良かったからです。このFX手法を思いついた時、最初の頃は50SMAの角度を図るために「ブラウザ分度器」を使用していました。慣れてくれば、感覚的に角度が分かってきます。
勝率は、条件がぴったり合っていれば70%程で、損益レシオも利益が損失の1.5倍は確保できます。通貨ペアは、値動きが激しいポンド円、もしくはユーロ円推奨です。参考になれば嬉しいです。