FXを開始した時に、最初の通貨ペアを選んだのはランド円でした。理由は、当時のスワップポイントブームと、ただ単純に低い値段だから、これ以上に下落しても大したことは無いと安直に考えて取引しました。
しかし、簡単にはいかず、私がポジションに入ってから一方的に下がってしまい、結局ナンピンを繰り返して、最期には強制ロスカットになりました。
続いては豪ドル円です。これも、懲りずに理由はスワップポイントが高いから、ロング放置すればいつか利益になると考えていました。
ところがスワップで得られる額なんてわけもない位に逆方向に行ってしまい、いつか戻るはずと放置していると、これも強制ロスカットをくらいました。この時は、今考えればリーマンショック後の一番悪いFX相場でした。
FX手法概要
手法名 | FXは手法ではない。大切なのは損切り力 | ||
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開発者 | buluai さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足、30分足、1時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円 | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-0.5 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -40pips |
レンジ底での売買
流石にこのFX手法ではまずいという事で、テクニカル指標を手掛かりにして、時間足を見ながらレンジを把握してからFX取引を行うようにしました。
長期保有もやらないようにして、出来るだけ持ちこさずにその日のうちに決済をし、損を膨らませないように損切りポイントも明確にしました。
レンジの流れを掴んで、これ以上、下落しないであろうポイントで入る事で、勝率が上がりました。このレンジとは、長期目線では上昇の時に、短期でのレンジ底という意味です。例えば、日足で上昇トレンド、15分足でのボックス底値です。
つまり、長期目線で言うところの、出来るだけ順張りで入るようにしました。逆張りでも儲けれるという方も居ますが、私の性格的に順張りの方が合っていると感じたので、レンジからトレンドへの転換部分だけを意識して入っています。
勝率は上がったが・・
しかし、残念ながら確かに勝率が上がりましたが、それでも結果的に負けています。
転換点と思えた所では闇雲にポジションを取ってしまい、そのうちに予想が外れてしまうのです。
そこで損切りを徹底すれば良いのですが、最初に損切りポイントを決めたにもかかわらず、途中で損切りポイントを切り下げてしまうのです。このような行動をしていると、結果的に一回の敗北が命取りになっています。
折角、勝率が高くなったのに、損切りの判断が悪くて負け越してしまうので、損切りのポイントと利確ポイントのバランスを損を1、利を2に調整したのですが、これまた・・ルールを守れず撃沈しています。