逆張り派の主流的なテクニカル指標であるボリンジャーバンドですが、私はこのボリンジャーバンドを短期で小さい利益を取るために活用しています。
以下で紹介するFX手法が上手く機能するのは、「比較的値動きが荒くなるアメリカ市場のオープン後」です。
通貨ペアは何でも構いませんが、短期がメインですので、出来るだけスプレッドの狭いものが良いでしょう。私はドル円と豪ドル円をメインに行なっています。
時間軸は1分~15分程度までが最適です。これ以上の時間軸でも問題ないのですが、長くなればなるほどサインが点灯せず待ちぼうけの時間が長くなってしまうため、短めをオススメします。
ボリンジャーバンド3σFX手法の概要
手法名 | ボリンジャーバンド3σでの逆張りFX手法 | ||
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開発者 | FX専業A さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード | ||
時間足 | 1分足、5分足、15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、豪ドル円 | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド、ピボット | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ、逆張り | ||
取引市場 | NY市場 | ポジション保有時間 | 20分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 50回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +10pips | 平均損失 | -10pips |
ボリンジャーバンド3σでの反発を狙う
さて、トレード手法についてですが、ボリンジャーバンドの±σ3 を活用したFX手法となります。±σ3は極めて通貨価値の変動が激しい時にのみしかタッチすることがなく、99%以上の確率で±σ3の内側での値動きにとどまるとされています。
そこで、そのボリンジャーバンド±σ3にタッチした時を狙いド短期で逆張りをするというのが、今回のFX手法です。具体的には、±σ3にタッチした時をエントリーポイントとして、±σ2まで戻ったところを利確ポイント とします。
上記でも述べたようにボリンジャーバンドの±σ3を越えて値動きがとどまる確率は極めて低いため、比較的高い確率で±σ3到達後、±σ2程度まで押し戻されるタイミングがあり、このFX手法が上手く機能します。利幅は非常に小さいですが、細かく利益を狙っていくことが可能です。
米ドル円5分足 取引イメージ
FXは損切りのタイミングは難しい
このFX手法の問題点は損切りの設定がかなり難しいという点にあります。本来であれば、±3を突破されればそれ以上の抵抗帯が無いため、どこに損切りを敷けば良いかはほぼ裁量となってしまうためです。
私の場合は、エントリーポイントから逆行10pipsやピボットポイントが近い位置にあれば、そこを損切りの基準としています。1回あたりの取引の利益が小さいFX手法ですので、出来るだけ損幅も小さく抑えることが非常に重要となります。
このFX手法での勝率はその他のFX手法に比べるとかなり高く70%ほどはキープできます。
また、1回の利益は主に5pips~多くて10pipsほど。反発が大きくもう少し狙えそうかな?と思ってもルールに則って±σ2で利確しておくと、変に振り回されることがないためオススメです。