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あなたは、XMの取引口座から出金したい、三井住友銀行で受け取ることはできるのだろうか?手数料はいくらぐらいかかるのだろうか?手続きの注意点は?などなど思って、このサイトをご覧になっていると思います。
この記事を読むことにより、XMからの出金を三井住友銀行で受け取る方法を知ることができます。また、手続きに必要な手数料、出金金額によって手数料が変わるのかどうかも、明確に分かるようになります。
今回は、2020年6月時点の最新かつ正確な情報をご提供するために、実際に私のXM取引口座から3万円と10万円を2回に分けて出金してみました。そのリアルな結果の詳細をご覧いただきます。
XMからの出金を、安心してスムーズに行うための参考になれば幸いです!
三井住友銀行とは?
明治9年創立の私盟会社三井銀行にはじまり、合併を繰り返して日本3大メガバンクのひとつとなった都市銀行です。
2001年4月、住友グループの住友銀行と三井グループのさくら銀行が合併して現在の名称となりました。預金金利や手数料の観点では、ネット銀行等と比べるといま一つですが、歴史のあるメガバンクということで安心感がある銀行です。
インターネットバンキング「SMBCダイレクト」は、日本全国どこに住んでいても(店舗に出向かなくても)口座開設して利用が可能です。
またクレジットカードの「三井住友VISA SMBC CARD」か「SMBC JCB CARD」を持っていると、三井住友銀行の普通預金の口座からお金を引き出す際、ATM利用手数料が無料になる時間帯や回数が増える、といった連携サービスもあります。
三井住友銀行の海外送金受け取り方法と手数料
XMからの送金を三井住友銀行の口座で受け取るにはXMから出金を行う際の大まかな流れは、以下の2つです。
1.XMマイページで出金手続きの操作を行う。
2.日本の銀行口座への着金を確認する。
しかし、1と2の間はちょっとややこしいです。銀行側の情報(ルール)をざっと説明しましょう。
海外送金の受け取りは、国内からの振込のときのように自動的にあなたの銀行口座に振り込まれるわけではありません。海外からの着金があると、まず銀行のチェックが入ります。
マネーロンダリングやテロ集団等への資金提供等に関係するお金ではないことを確認するためです。その後、銀行から連絡が来て、あなたから受け取る意向を伝えることで、初めて口座に振り込まれます。
「海外送金の受取」をするときにかかる三井住友銀行の手数料
受取手数料は、「被仕向送金手数料 1,500円 + 円為替取扱手数料(=リフティングチャージ 2,500円または送金金額の0.05%)」で、最低4,000円はかかります。
さらに、中継銀行の手数料(チャージされてみて初めて分かるもの。)がかかることもあります。着金したあと、後日請求される場合もあります。
出典: https://qa.smbc.co.jp/faq/show/2428?category_id=22&site_domain=default
今回の検証で実際にかかった手数料は2,500円ポッキリ!なぜ?
今回、実際に出金の検証をしたことで初めて判明した、重要情報をお伝えします。
XMからの送金は、国内の業者を介して国内の銀行口座から行われることもあります。この場合、実際にかかる手数料は、2,500円で済みます。
この件に関しての詳細は、別の記事「XMの出金、大手6社で早くて安い銀行はどこか自腹で検証してみた!」で解説していますので、そちらをご覧ください。
XMから三井住友銀行に出金する方法
それでは、実際の出金手順を詳しく解説したいと思います。
まず、XMホームページでマイページにログインし、「資金の出金」をクリックします。
以下の注意事項が表示されます。特に、ポジション保有中の方や、取引ボーナスが口座に残っている方には重要な説明です。読んで理解してから先に進むことをお勧めします。
「International Wire Transfer」(銀行送金のことです)の「出金」をクリックします。
注意事項が表示されます。こちらもひと通り読んで理解してください。
お金を受け取る三井住友銀行の、ご自身の口座の情報を入力していきます。
三井住友銀行(記載例)
■電信送金情報
・受取人の下のお名前(全角カナ表記):タロウ
・受取人の性(全角カナ表記):ヤマダ
・受取人名:TAROU YAMADA
・受取人住所:1-1, Chiyoda, Chiyoda Ku, Tokyo To, 100-0001, Japan
住所英語表記変換:http://judress.tsukuenoue.com/
・受取人の口座番号:1234567
■受取人銀行
・銀行名:SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION
・Swiftコード:SMBCJPJT
・銀行住所:6-10-1, Ginza, Chuo-ku, Tokyo, 104-0061, Japan
・支店名:GINZA BRANCH
・支店コード:026
■仲介銀行(適用される場合)
なし
出金額は、追加手数料のかからない1万円以上を指定することをお勧めします。
入力が終わったら「リクエスト」をクリックします。
次の画面が表示されたら、出金手続きの操作は完了です。
XMの手続きが終わると、以下の「出金処理完了」メールが届きます。
三井住友銀行には、口座に着金したときにメールで通知されるサービスがありません。また、この記事の初め方でも解説したとおり、海外からの着金があったときには、「お取引店にて状況を確認の上」連絡(多分電話)が来ることになっています。
今回は「どれだけ早く着金するか」も確認したかったこと、また、別の銀行で検証したときに、国内口座からの振込になっていたこともあったため、銀行からの連絡をただ待つのではなく、何度か三井住友銀行の口座にログインして入出金明細を確認する方法を取りました。
以下のとおり、確かに入金されました。送金時に入力した金額よりも少ないですが、これは手数料が自動的に引かれて、その残金が入金されたためです。
XMから三井住友銀行に3万円&10万円出金する際にかかった手数料
私のXM取引口座から「3万円」と「10万円」を実際に出金して、実際に三井住友銀行の口座に届いた金額は、以下のとおりでした。
・6/1:送金 30,000円 ⇒ 着金 27,500円
・6/15:送金 100,000円 ⇒ 着金 97,500円
受け取りにかかった手数料は、どちらも「2,500円」だったことになります。
ここで「あれ?」と思った方は多いと思います。三井住友銀行のホームページによると、受取手数料はもっと高くなるはずです。
今回の出金では、円で送金して円で受け取ったので、円為替取扱手数料(リフティングチャージ)もかかり、被仕向送金手数料も合わせると「1件あたりの手数料は、少なくとも4,000円はかかる」と予想していました。しかし実際は、2,500円しかかかりませんでした。
スマホアプリの入出金明細画面を改めて確認すると、送金元は「イージーコレクトアンドインターナショナルペイメントサービス」になっていますね。これは、国内口座から払い出しされたことを意味します。海外の銀行からの着金の場合、少なくとも表示は英字になるはずです。
出金手数料が予想より安く済んだのはなぜか?
詳細は「XMの出金、大手6社で早くて安い銀行はどこか自腹で検証してみた!」で解説していますが、XMでは出金に関して、「海外国内問わず複数の決済機関を無作為に使用」しています。
今回は国内の銀行を経由して出金が行われたため、三井住友銀行既定の海外送金受取手数料が発生していません。それで手数料全体が安く済んだと考えられます。
なお、本当に海外の銀行から送金が行われた場合は、2,500円以上の手数料がかかりますので、注意が必要です。
XMから三井住友銀行に出金する際にかかった日数
6/1:3万円出金 ⇒ 9時間11分 後に到着
・ 5:54にXMから出金完了のお知らせメールがとどく
・15:05 にスマホアプリから着金を確認(着金お知らせメールはとどかず)
6/15:10万円出金 ⇒ 3時間00分 後に到着
・9:35にXMから出金完了のお知らせメールがとどく
・12:35にスマホアプリから着金を確認(着金お知らせメールはとどかず)
三井住友銀行では、口座に着金したときにメールで通知されるサービスがないため、いつ口座に反映されたか実際の時間は分からないのですが、少なくとも今回2回とも、当日中に入金されています。出金手続き開始から24時間以内に入金されるのは、嬉しいことですね!
これも、今回は国内口座からの出金だったから速かったのです。本当に海外の銀行から送金が行われた場合は、通常2~5日かかりますのでご注意ください。
まとめ
XMでは2020年6月現在、三井住友銀行を使って問題なく出金ができます。ただし、海外FX業者で取引を行っている以上、利益の出金については常に最新情報を得られるよう、アンテナを張っておく必要があるでしょう。
本サイトでは今後も定期的に出金を行い、出金できるかどうかを確認していくつもりです。
bitwalletが使えなくなってしまったケースと同様、今後ある日いきなり「三井住友銀行はもう使えません」となってしまう可能性も、全くないわけではありません。そんなときのために、ご自身で利用可能な銀行口座は複数用意しておくことをお勧めします。